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版納古樹熟餅2010年 その49.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火
茶壺
茶葉

お茶の感想:
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
ぬるめの湯、70度から80度くらいを試す。
前回と同様に、鉄瓶で沸かした湯をいったん茶壺で冷まして、それから茶葉の入っているもうひとつの茶壺に注ぐ。
茶壺の腹に指を当てて、熱いけれどちょっとの間だけは我慢できるくらい。
注ぎ
指
蒸らし時間長めでじっくり待ったが、それでも成分の出てくるのはゆっくりで、茶湯の色は明るい。
ゆっくり待つこの時間。
熱々の湯で短時間にドッと濃く成分が抽出されるのに比べると、ぬるめの湯は待ち時間が長い。湯に溶け出した茶葉のいろんな成分の分解や結合のすすむ時間が長い。
茶湯
かすかに檜の皮のような香り。
前回の50度くらいの湯で出てきたオレンジの皮のような香りはない。
味は、”無い味”が出た。
甘味ひかえめ、旨味もひかえめ。苦味のスパイスもひかえめ。
茶湯はサラッとして前回よりもとろみはなく淡々として、後味にピリッと辛味が残る。この辛味の影の濃さが、無いはずがない味であったことを物語っている。
いい感じだ。
透明な水質は目に見えない細かな粒がギュッと詰まった濃さというか、重さ。舌でその密度を読み取らなければ、味が薄いと感じるかもしれない。
唇や舌が触れたとたん唾液の出てくる感じとか、頬の内側がキュッとなる感じとか、リアクションに注目するべし。
水墨画の、なにも筆の入っていない空間の抜けの広さや遠さは、脳が勝手に想像する理想なので、どこまでも広く遠い。しかし、そう見えるか見えないかは個人差がある。
無いはずのところになにかを見てしまう脳の勝手な行動を許せるか許せないか。”無い味”を味わえるか味わえないか。
茶湯
3煎めでかなり長く抽出してみて、茶湯の色は濃くなったが、無い味っぷりは同じ。
微生物発酵による変化で旨味成分がたくさんつくられている熟茶だが、その旨味を構成するアミノ酸類の中には長期熟成によるメイラード反応(常温の焦げ)によって炭化しやすいのがある。
その炭が味を吸着して隠すのじゃないか?と推測してみる。
ところで、炭ってどんな味だっただろう?
炭に湯を注いで飲んでみた。
お茶用の楢の木の菊炭。上質で煙の匂いは無い。
炭
炭っぽい味は想像していたとおりだが、水の味が強く主張して”有る味”になった。脳の錯覚を誘発するような展開はない。
では、茶に炭を浮かべてみてはどうか?
茶湯
茶の味はほとんど変わらず、やはり”無い味”が出た。
炭によるアミノ酸の味を隠す効果と”無い味”との関連はなかったかもしれない。
熟茶づくりには、これほど栄養豊富で旨味が強くなりすぎる旬の茶葉を原料にするのはふさわしくないという見方に傾きかけていたが、もしかしたら、熟成によって変化して出てくる”無い味”につながる隠せる部分は、こっちのほうが多いかもしれない。

ひとりごと;
”無い味”を味わうコツは、無意識のところで身体のあちこちが勝手に反応しているのを許すこと。
そのコツは、あまり意識を向けないでそっとしておくこと。
例えば、睡眠中に夢を見ても、「これは夢だからヘンなことが起こっても大丈夫!」と自分で自分に言い聞かせようものなら、夢から覚めてしまう。
おかしなことが起こってもそっとしておいて、夢のつづきを見るのだ。
南禅寺
モノクロ
南禅寺

版納古樹熟餅2010年 その48.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火
鉄瓶

お茶の感想:
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
10年の熟成で変化してきた体感。
温かさと涼しさのバランスが、10年前の温9:涼1くらいから、現在は温7:涼3くらいになっているのじゃないかという感じ。
30年ほど熟成したら、5:5くらいになるのかも。
老茶は、熟茶も生茶も温涼のバランスがよい。
熟茶はもともと温かいものだが、涼しさを活かせる淹れ方はあるのか?
そこを探ってみる。
茶湯
そういえば、
昨年末の上海の友人の店でこんな質問がでた。
「熟茶の栄養を壊さないように、40度以下のぬるい湯で淹れるのが良いという人がいるのだけれど・・・.。」
たしか、40度はある種の酵素が変化しやすい温度帯。
40度を超えると酵素の作用が効かなくなる(失活)と、考えたのかもしれないな。
しかし、酵素はひとつじゃない。熟茶にもいろいろある。
それに、熟茶づくりの渥堆発酵は50度を超えるし、圧延加工の”蒸し”の工程は70度から90度に達するはず(実際には蒸気の温度は測れても茶葉の内部に伝わった温度を測るのは難しいのでアバウトである。)なので、40度は経験済みである。
だから40度以下というのは勘違いだと思う。
その上の温度帯は、たしか70度だったような。なにかの本で読んだと思う。
お茶づくりで鮮葉が生まれつき持っている酸化酵素の作用を止めるのも70度。
熟茶づくりでは、原料の晒青毛茶(天日干し緑茶)をつくる段階で、鉄鍋炒りの殺青によって70度を超える熱を通しているが、その後に微生物によって新しく何種もの酵素がつくられているから、これが何度くらいで失活するのかわからない。
渥堆発酵の熱をちょっと超える50度から70度くらいをまず試してみる。
いったん沸かした湯を、別のもうひとつの茶壺で冷ますことにした。
注ぎ
しかし、温度計では測らない。肌感覚のほうが大事だから。
湯を注いだ茶壺の腹に指をつけていられるギリギリくらい。
指
これが基準であり、実際の水温が何度かというのはどうでもよいのだ。数字なんて使えないから。
たぶん水温は60度を超えていて、茶葉の内部にまで伝わるのは50度くらいじゃないかと期待する。
一
オレンジの皮の香りがする。
陳皮のようなミント感もある。
味は甘くまろやかでやさしく、水質はとろんとして、喉にも甘く、後からスースーと涼しい。
濃くして苦味や辛味のスパイスを効かせようにも、温度が低いからエッジが立たない。
蒸らし時間を長くしても淡々としている。
煎をすすめてもおなじような出方をするので、4煎めから温度を上げた。5煎めには沸騰しているのを直接注いだ。
湯
でも、いったんぬるい湯をたっぷり吸った茶葉はその上から熱々を注いでも効果は半減。ぼやけた感じはそのまま。熱のせいか、オレンジのような鮮味は失われ、米の研ぎ汁のような穀物のやさしい粉っぽさが出てきた。
風味の涼しさのわりに体感は”温”が強く現れた。じわじわ暑い。一杯めより二杯め、二杯めより三杯めと、だんだん暑い。
はじめから熱々を注いだときは一杯めに急に暑くて汗をかいたあと、二杯め三杯めはむしろ涼しくなってくるので、展開が異なる。
冬にゆっくり温まりたいときは、ぬるい湯で淹れるのもよいかもしれない。

ひとりごと:
次回は70度くらい。
茶壺の腹に指をあてていられるのは1秒くらいの熱さを試す。

版納古樹熟餅2010年 その47.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火
餅面
竹皮

お茶の感想:
口内炎ができた。
自分のバカを棚に上げて言うと、バカにつけるクスリはない。
飲みすぎた酒の酔いをお茶で醒ますとか、太るほど食べておいてお茶でダイエットするとか、みんな根本的に間違っている。
お茶のクスリを利用するには、自分で自分の身体に向き合って、じわじわ勉強するしかない。そこを勉強していたら飲み食いし過ぎるはずがない。
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
一枚崩した。
崩し
崩し
熟成がすすんだ。
2020年の夏は、中国南部も日本も雨が降り続いて、茶箱の中の茶葉も水を吸ったり吐いたり、繊維の呼吸が深かったと思うのだ。
茶箱の中には竹皮が上にも下にも横にも敷いてあって、このミクロの繊維が空気や水の流通をよくしていた効果もあるにちがいない。もしかしたら、竹皮の表面にビッシリついている乳酸菌類の酵素もなんらかの作用をもたらしたかもしれない。
今年の冬と比べると、なにかが変わった。
注ぎ
風味においての熟成変化は、同じところを行ったり来たり螺旋状にすすんでゆくものだから、またつぎの冬には後戻りしたように感じることも多いのだが、新しく出てきたクスリ感は、たぶん戻らないだろう。
なにが新しいかと言うと、身体に熱のこもる感じがしなくなったこと。
生茶ほど涼しくはないが、一般的な熟茶ほど暑苦しくもない。
薄茶
風味にもチカラの抜けた感じが現れていて、濃く淹れても薄く淹れても、それぞれの風味でありながら、濃さも薄さも感じさせないバランスになる。
陽から陰の感じの茶酔いになってきているのも、もしかしたら関係しているかもしれない。
長年熟成したお茶は中性になってゆくらしく、例えば生茶なら涼しさが失われてゆくが、寒さもなくなってゆく。
いや、正確には、その両方が共存しているような感じになる。
この熟茶の場合、温かさと涼しさとが共存している。
淹れ方や飲み方しだいで、どちらかのクスリを選択することができるのか、これから探ってゆく。
壺

ひとりごと:
口内炎のときは身体の熱を取る苦丁茶がよい。
モチノキ科の葉。

版納古樹熟餅2010年 その46.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 熟成壺
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 白磁の蓋碗・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火
蓋碗

お茶の感想:
昨日、この茶葉は煮やしてはいけないと理屈をこねたので、煮やしにくい蓋碗を試す。
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
餅茶を一枚分ずつ崩して陶器の壺に入れている。
茶葉
1ヶ月でまろやかになる。
2ヶ月で透明感がでる。
3ヶ月でお香がかすかに薫る。
微生物発酵の熟茶は、もとの茶葉にはなかった成分を微生物がつくりだして、その成分が熟成変化するから、味の変化が早いというか、わかりやすい。
500円玉くらいの大きさに崩して壺に入れているが、さらに指で細かくして、サッと湯を通しただけで抽出さるようにする。500円玉のままでは成分が出てくるのに時間がかかり、煮やしてしまうから。
崩し
白磁の蓋碗は茶葉を裸にする。
よく見える。
香りが立つ。
味の輪郭がはっきりする。
味や香りの要素のつぶつぶの粒子が混ざらずに原色のまま光る。
昔のブラウン管テレビの画面を近くで見たときの三原色の粒みたいな感じ。
カラー
試しに蓋碗からそのまますすってみると、いろんな味や香りがバラバラのまま飛び込んでくる。
混ざらない。
まとまらない。
気持ちもどこか落ち着かない。
やはり茶杯の中で溶け合ってもらわないと。
注ぎ
溶け合って姿を消す。
液体のトロトロした感じや舌に甘い感じが、茶葉の栄養の豊富さを表しているが、無い味。
この矛盾の味。
茶葉を煮やさない蓋碗の効果なのか、無い味が強調された気がする。
隠れた姿を追いかけて2杯も飲むと、茶酔いが回ってきて地球が回る。
3煎でピークを超える。
湯呑み
新芽・若葉が多く、しかも茶葉の繊維がモロくなるほどしっかり微生物発酵しているこのお茶は、これでいいのだ。
お酒でいうと大吟醸中汲みみたいな位置づけだろうか。
3煎ですべてを出し切るスプリンターでよい。
3煎で終わる。その名残り惜しさで茶酔いを噛みしめる。
4煎めには落ちる。
もちろんまだ飲める。もったいないから、保温ボトルに茶葉を移して熱々の湯を注いでじっくり煮やして、水分補給のお茶にでもする。
葉底

ひとりごと:
茶酔いよければすべてよし。

版納古樹熟餅2010年 その45.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 熟成壺
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 宜興の秋水の茶壺・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火

お茶の感想:
古物の鉄瓶をまたひとつ入手した。
思ったよりもいい感じ。
鉄瓶
ホンモノなら昔の釜師のつくったもの。
一見どうってことのないよくあるカタチだが、細部の作り込みがさり気なく徹底的である。
入手したてのときは、内側の表面がかなりサビていた。
擦って落として、茶葉で煮て、新しく黒鉄の皮膜をつくったら復活した。まだまだ現役でいられそう。たぶん自分のほうが先にくたばるだろう。
注ぎ口を覆うようにこびりついた湯垢を細いヤスリで丁寧に削っていたら、ボロっと割れて落ちて、中から元の姿のシャープな角度の注ぎ口が現れた。
水の落ち方が繊細で美しい。
湯を沸かしてみても違いが現れる。
例えば、湯気のユラユラに粘りがある。
水かけ
内側
意図的に作られたのかどうか知らないが、内側の表面がややボコボコと荒肌である。それが効果を生んでいると思われる。
ひとつ増えたから、ひとつ減らしてもよい。
良い道具を、わかる誰かに譲ってゆきたいが、それがあんがい難しい。
道具の個性とその価値を理解するのに時間がかかるから。
そこをカンタンに伝えようとして空回りして、下手をしたら意地悪な結果になる。
そんなことになるくらいなら、自分ひとりで楽しければいいや・・・と、閉じこもる。
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
茶壺
湯呑み
このごろ背の高い湯呑みを使う。
熱は上に向かうので、熱の通り道になる湯呑みの表面はカンカンに熱い。すぐには持てない。なかなか冷めない。
イライラするよな。
しかし、いろいろ試した結果、このお茶にはこれが一番にいたる。
湯の温度、味の出方、手の持ち味。
手に持ってやさしい熱になるまで待たなければならない。
待ち時間がこのお茶の絶妙な味をつくる。
湯呑みの中での待ち時間の分、茶壺での蒸らし時間を短めにできる。そこがポイント。茶葉を煮やさないで済むこと。
湯呑みで湯の温度がゆっくり下がりながら、茶葉の成分が水に溶けて化学反応がすすむ。
注ぎ
手
新芽・若葉で構成された熟茶は、煮やすとはじめの3煎めくらいまでの美味さを逃してしまう。煮やさないようサッと湯を切っても、杯の中で温度が急に下がると化学変化のすすむ時間が短かくなる。
背の高い湯呑みだからこその絶妙のバランス。
それがなぜか?という説明をしだすと長い長い理屈をこねて疲れるからやめる。
十年かかって学んだことだから。
結論、このお茶は背の高い湯呑みで飲むべし。
面倒だからそれだけ伝える。
誰かがそこだけ試してみて、湯呑みを持ったらアチっ!となる。
間違って茶壺で煮やしたのを注いで、よけいに煮える。
そんなに待てないシチュエーションでお茶を飲んでいるかもしれない、例えば、子供のいる家族とかには向かない。
他の熟茶でうまくゆくわけでもない。製法が違ったり茶葉の構成が違ったりすると結果は異なる。
背の高い湯呑みはちっとも良くない。
勘違いで誤解されて評価を下げる。
やっぱり、自分ひとりわかればいいや・・・と、なる。

ひとりごと:
自己評価よりも他人の評価が低いときの、その味わい。
いいよな。
ホッとするというか、どこか安心できる。

版納古樹熟餅2010年 その44.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 熟成壺
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・チェコ土の杯・鉄瓶+炭火
茶器

お茶の感想:
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
最近、濃いのを飲んでいる。
くすりのつもり。
濃い
3煎で出しきるくらいじっくり蒸らす。
湯を注いで、茶壺の表面がカンカンに熱くなってからゆっくり冷めてきて、指をあてても平気なくらいまで待つ。
発酵がしっかりしている熟茶は、濃くなっても味は淡くて透明。水質はとろんとしているのに清らかな舌触り。
熟成がすすむほどより清くなる。
10年熟成の清らかさ。
20年めが楽しみ。
薄い
4煎めには色が出なくなる。
そのくらい3煎めまでをじっくり蒸らしたということ。
お茶をくすりにしたいとき、お茶の毒を意識して摂取する。
毒がどのように身体に良いのかなんて知らない。
けれど、経験的に毒が必要なのはわかっている。
毒を嫌っちゃいけない。知識で白黒をつけたら利用できなくなる。バランスが崩れる。
どのくらいまで自分の身体はいけるのか。
飲んだ後の身体の変化に注意する。
例えば自分の場合、日本酒なら1合。ワインなら2杯くらい。ビールなら1本くらい。
そのくらいが酔い心地よく、気持ちよく眠れる量。
そんな感覚で、お茶の量にも見当をつけるべし。
日本酒

ひとりごと:
今日も山行くかな。

易武古樹青餅2010年 その41.

製造 : 2010年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村大漆樹古茶樹
茶廠 : 農家+易武山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 保温ボトル 鉄瓶+炭火

お茶の感想:
山歩き。
根
倒木
折れる
1年か2年前の台風で倒れた樹々。
今日はこのお茶。
+【易武古樹青餅2010年】
濃くしすぎたのを飲む。
空
渋み
強烈なのに涼しい。
滝に打たれた感じ。
このお茶は水の気。水の炎。
冷たい水を浴びた後の身体になる。
空

ひとりごと:
お茶の効果にはタイムラグがある。
飲んだ後に、しばらくしてから身体が楽になったり気分がよくなったりしても、すでに時間が経っているからそれがお茶の効果であることを気付かない。
気付かないから利用できない。
ま、それでいいけどな。

易武古樹青餅2010年 その40.

製造 : 2010年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村大漆樹古茶樹
茶廠 : 農家+易武山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 保温ボトル 鉄瓶+炭火

お茶の感想:
今日はこのお茶。
+【易武古樹青餅2010年】
蹴上
疎水
鳥居
社
灯籠
階段
道
道
椿
倒木
頂上
林を抜ける
光
茶
緑
火どこ
眺め
石
石垣
道
哲学
屋根
柱
門
水道
帰り
くぐる
美術館
鴨川
くもりのち晴れ

ひとりごと:
太陽がふんわり暖かかった。

巴達古樹紅餅2010年 その28.

製造 : 2010年04月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山曼邁寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海の茶廠
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶380gサイズ
保存 : お菓子の缶 密封 
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 保温ボトル 鉄瓶・炭火
日向
大文字

お茶の感想:
台湾人の茶友は赤いものと相性がよいらしい。
赤い肉、赤いワイン、野菜も果物も赤いもの。
中医からそうアドバイスされてから、なるべく赤いのを身体に取り入れるように心がけて、睡眠が良くなったり、その効果も実感しているとのこと。
なのでお茶は紅茶。
たしかに、体質と色の相性はあるような気がする。
今日はこのお茶。
+【巴達古樹紅餅2010年】
新型コロナウィルスで空気のこもったところでは集まれないから外に出た。
大文字山に登った。
春茶の季節なのに山に行けていない。
トレーニングになると考えて、半日くらいのちょっと長いコースを選んでみたが、ちょうどよい感じだった。
最年少の12歳の男の子がいちばん元気に歩いた。
大文字
保温ボトルでお茶をつくるコツ。
茶葉を少し入れて、熱湯を注いで、蓋を開けたまま10分くらい置く。
70度から80度の間くらいに冷めてから蓋をする。
こうすると保温ボトルにありがちな煮え味を防いで、爽やかさが保てる。
『巴達古樹紅餅2010年』は太陽に負けない。
明るいところで飲んでもじゅうぶんに開く。
茶
10年熟成の酸味とまろやかさと滋味深さと、ポッと火のつくような茶気と、チカラがみなぎる”陽”の茶酔いと、山歩きの疲れを癒やすのにピッタリのお茶。
このお茶以外に考えられない。
哲学の道
花びら

ひとりごと:
自分の食べものの色はたぶん白。
あまり意識していないが、例えばケーキビュッフェなんかで選ぶと、なぜか白いのに手が伸びる。
そういえば、かなり昔に色と身体の相性がわかる日本人にみてもらったことがあった。オーリングテストで白だった。
白は肺が弱い体質と言われた・・・。
危ない。

易武古樹青餅2010年 その39.

製造 : 2010年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村大漆樹古茶樹
茶廠 : 農家+易武山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : タイのミネラルウォーター
茶器 : チェコ土の茶壺・杯 銅のヤカン+炭火
ヤカン
茶具
写真
朝日

お茶の感想:
タイのチェンコーンの川岸のいつもの宿でずっと待っている。
夜の空が白んできたら目が覚める。
お湯を沸かして、日の出を見ながらお茶を飲む。
この地域はあと1ヶ月したら夏だから、日が昇ると暑くて、メコン川で泳げる。流れが早くて、川上に向かって泳げば同じところに留まっていられる。
源流はチベットの雪解け水で、途中にダムが7つほどあって2週間くらいかかるのかな?それでも駆け下りてくる水はあんがい冷たい。熱帯地方とは思えない清らかな水。
ネットで現地と連絡をとりつつ中国へ入るチャンスを伺っているが、毎日状況が変わって、今回はちょっと無理そう。
ラオスの山へ直接行く手もあるが、そっちは中国人の茶友のほうが難しそう。
たとえラオスの高幹のお茶づくりができても、ラオスの村では完成できなくて、中国へ持ち込んで圧餅の二次加工をしなければならない。
その陸路の国境は封鎖されていて、中国人でもラオス人でもない外国人の自分は往来できない。
万事休すとはこのことか。
ま、若い茶友らがなんとかするだろ。すでに現地入りして春のお茶づくりの準備をしている。
自分は行けなくてもお茶はできる。
ところで、チェンコーンで炭炉を見つけた。
タイの北部とかラオスの北部で鍋料理があるのだが、それ用。
レストランのテーブルの上に置いて、小さな土鍋をグツグツ沸かしながら具を入れて食べるやつ。
ぜんぶセットで500円くらい。安!
ヤカン
炭火
七輪みたいに下から空気が通るから、けっこうな強火になって、ヤカンの吹き上げる熱い蒸気に怒りを感じる。
この強い気をお茶にする。
気の強いこのお茶。
+【易武古樹青餅2010年】
たっぷり湯で茶器をじっくり温めて、茶壺の蒸気で茶葉をゆっくり蒸らして、ポンポンに沸いた湯を、ヤカンを持ち上げてちょっと手元で落ち着かせてから注ぐ。
茶葉
茶
アツアツは苦手だからちょっと冷まして口に入れるも、”火”のチカラが宿っていて、ひとくちしたら「プハーッ」となる。
何度か「プハーッ」としたら、底のほうからチカラがみなぎってくる。
風呂上がりのように火照ってくる。
朝焼け
葉底
川
川
船
子どもたち
冬の乾季が終わって夏の雨期がくる。
今はまだ乾季。気温は30度を越していても、雨がほとんど降らない。
この地域一帯はいまのうちに山も畑も枯れ草を焼くから、空が煙る。
漂う煙の粒子やら灰の粉やらを太陽の光がさらに焼くのだろうか。
肌にチリチリ熱いものを感じる。
この感じ。
いつもは春のお茶づくりの忙しさが迫ってくる予感になるが、今回はどうも違う予感が混ざっている。

ひとりごと:
+【チェンコーンのパパイヤビレッジの動画】 
友人のしている宿(自分の宿は別にあるけど、薬草サウナに来ている。)
パパイヤビレッジ
いつものようにメコン川で泳いでいたら、なんとなく心が騒いだ。
突然帰国を決めて、当日の飛行機のチケットを買った。
急いで荷物をまとめて宿を出て、ローカルバスでチェンラーイの空港へ。
深夜にバンコクの国際空港をトランジットしたが、東南アジアの入り口となっている空港はいつもより混雑していた。混雑というか混乱していた。
タイには欧州の人たちが多く長期滞在している。その人達がいっせいに帰国しようとしているのだろうか。慌てている様子だった。
次の日、欧州のいくつかの国が国境封鎖を発表した。
そういうことだったのか。
空


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