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大益茶磚96年 その1.

製造 : 1996年
茶葉 : 雲南省西双版納孟海茶区
茶廠 : 孟海茶廠(国営時代)
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 磚茶
保存 : 香港乾倉 紙包密封
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年プーアル茶

お茶の感想:
広東と温州の愛茶人がうちに来て、このお茶をいっしょに飲んだ。
+【大益茶磚96年プーアル茶】
上海の事務所の片隅にずっと残してあったひとかけ。
美味しい熟茶だったと記憶していたが、飲んでみたら「もうこれ以上はない!」と断言したくなるほど美味しい。
みんなも同感で、このお茶を飲む前に飲んでいた4種ほどのお茶(今年2015年の茶葉で西双版納ではトップクラス)はなんだったのかという話になる。あまりに大きな差がある。
香港の上質な倉庫熟成による仕上がりは、無加水状態での微生物発酵の仕業であると今は確信している。そういう熟成のできる倉庫が香港から消滅して、近年は中国国内に新しい倉庫が増えたが、香港の熟成味に勝る魅力のあるお茶には出会ったことがない。
大益茶磚96年プーアル茶
大益茶磚96年
お茶の味は美術作品と似ていて、コレ!というのがひとつ出てきたとたんにその他いろいろの魅力が薄れる。日展や院展の美術館へ行って、コレ!という絵がひとつあって、その他は0.5秒ほどしか眼がとまらない駄作ばかりに見えるのと同じ。
そんな駄作でも単独でどこかの家の壁に掛かったら、あんがい見るに耐えるものもあるだろう。
中国茶にハマっていろいろ茶葉を買うのを経験すると、たくさんの茶葉が手元にありながら、自然に手が伸びて飲むのはせいぜい3つか4つしかなくなるのに気付くだろう。他の多くは愛着が薄れて、もう飲むことはないかもしれないのに、もったいないからお蔵入りにしてある。
そんなお茶でもちゃんと単独で鑑賞すると、十分に美味しさが見つかるし、健康や美容の役に立つだろう。
「美」は本能が評価して、「得」は理性が評価するのだ。
銘茶は美人。

ひとりごと:
広東と温州の愛茶人は自分よりも若いが、西双版納に移り住み、季節になると茶山に出向いて自らお茶づくりまでしてしまう熱狂的なファンである。彼らは過去に稼いだお金がたっぷりあって、茶葉で商売をする必要もないから、費用を気にしないで最高を求めることができる。
負けたくない。「美」の評価において野生の感で勝負する。
もしもそれで負けるなら、茶商なんて辞めて自分も愛茶人になろうと思う。


茶想

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