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章朗古樹秋天散茶2015年 その2.

製造 : 2015年11月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山章朗寨古茶樹
茶廠 : 巴達山製茶農家
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 散茶
保存 : 西双版納 密封
茶水 : タイ・チェンマイの飲料水陶器の瓶入
茶器 : マルちゃんの陶器の茶壺と白磁の茶杯
章朗古樹秋天散茶2015年

お茶の感想:
京都で定期的に台湾茶道教室をされているPeruさんのところへこのお茶を持って行った。
+【章朗古樹秋天散茶2015年 その1.】
昨年末のことだったから、ちょうど西双版納の秋茶が終わって、できたてのお茶を飲んでもらうつもりだったと思う。
このお茶は量が少なすぎて非売品だけれど、たとえ量があっても販売するかどうかの判断は難しかった。製茶の仕上がりがスカッとしないからだ。
季節の終わりで茶摘みできた鮮葉の量が少ないために、大きな鉄鍋で炒るときの火加減が強すぎて、ちょっと焦がしている。鮮葉の量をみて薪の火を調整すればよいのに、そんなことお構いなし。布朗族の人たちである。
薪は1年ほどじっくり乾燥させて水分を逃してトロトロ穏やかな火が出るようにすればよいのに、半年もたたないうちに使ってしまうからバチバチの荒れた火になる。
問答無用で売れる仕上がりの良いお茶を販売したい。
販売する側はそう思うのが当たり前だが、しかしそれは販売時に説明が面倒だからというのもある。あるいは全員に説明することは不可能というのもある。当店は通販だから試飲もできない。
もしもお客様に試飲してもらって上のような布朗族の個性も含めて話す機会があるなら、むしろそこに魅力があるのじゃないか?という見方も議論できるだろう。(後に京都・東京にて行った「プーアール茶ドットコム勉強会」ではこのお茶を出している。)
さて、京都の台湾茶道教室の翌日に感想をいただいたところ、「モワンとしている」ということだった。
モワン?
意外な表現に、もしかしたら保存を誤って湿気たのかと思って、すぐに自分で飲んでみたら冬茶の味だった。秋の旬を通り越して冬になっていたのを気付いていなかった。
モワンは、味というよりはウロウロするような茶気の立ち方。そして茶湯のトロンとした舌触り。
章朗古樹秋天散茶2015年
章朗古樹秋天散茶2015年
章朗古樹秋天散茶2015年
チェンマイにて、ひとりでじっくり淹れてみても、やはりそんな雰囲気が感じられる。
章朗古樹秋天散茶2015年 焦げ
2煎めくらいまでは杯の底に焦げの粉が沈む。これが苦い。
章朗古樹秋天散茶2015年
章朗古樹秋天散茶2015年
章朗古樹秋天散茶2015年
葉底(煎じた後の茶葉)をよく見たら、茶葉のカタチも秋に比べて丸みがある。
茶樹が冬の眠りにつきかけて、茶葉の成長が遅くなって、縦に伸びにくくなるからだ。

ひとりごと:
こういうクセのあるお茶は、茶学でつかうと面白そう。
わざと茶気を立てないようにゆるく淹れてみたりとか。
茶学
この個性を欠点として見るのか、魅力あるように見るのか、淹れる人の眼が問われる。その人の世界観が現れる。


茶想

試飲の記録です。

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