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巴達古樹紅餅2010年紅茶 その18.

製造 : 2010年04月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山曼邁寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海の茶廠
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶
保存 : 密封
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 宜興紫砂の茶壺
宜興紫砂の茶壺
宜興紫砂の茶壺

お茶の感想:
棚からぼた餅みたいな感じで、宜興紫砂の茶壺が格安で手に入った。
大きめのタテ長。高さ9cm+胴の直径7.8cm。
持ってみた感じちょっと重めなので厚みがあるらしい。重さ225g。250ccの水が入る。
胴体のスタイルは良いが、耳みたいなカタチの取っ手がやや大きくてバランスが悪い。かと思ったが、熱い湯を注いでみたらすぐに理解できた。この大きさでないと熱くて持てなくなる。
熱々の湯でじっくり煎じるタイプのお茶を意識した作りなのだろう。つくり手はお茶好きで、お茶淹れ技術にうるさい人に違いない。
中国ではよくやるテストだが、水をいっぱい入れて蓋をして、注ぎ口を指でピッタリ蓋をしてひっくり返す。それで蓋が落ちなければ、蓋の合わせが良い。試すと、実際に蓋が落ちないので、かなり精巧にできている。
それでも値段が安かったので、品質のほどはよくわからない。
むちゃくちゃ上等でないのはわかるけれど・・・。
水切りテスト
水切りを試してみると、注ぎ口から出る水の線が弱い。職人の仕事にしては詰めが甘い。しかし、グッと傾けても水がほぼまっすぐ下に落ちるので、初心者には向いている。家飲みで気が緩んでいても美味しく淹れられるだろう。
紫砂の茶壺
内側の穴がちょっと小さいか・・・。
紫砂の茶壺
かなり昔に(もしかしたら20年以上も前の話)、お茶関係の研究をしていた人が中国に旅行したときに買ってきて、日本で何人かの手に渡ってきたが、誰も使いこなさずにいたのか、それともどこか悪いところでもあるのか、一生モノにはならなかったらしい。単純に、日本人には中国茶を飲む習慣がなくて、猫に小判だった可能性もある。
この茶壺は、プーアール茶のみならず、紅茶や黒茶みたいな熟れた茶葉を美味しく淹れることにかけて優れた性能を発揮するに違いない。古いタイプの烏龍茶も良いだろう。
コレクション価値はないかもしれないが、実用価値はある。長年中国茶を自分で淹れて飲んできた人ならわかるはず。
紫砂の茶壺
素材の土が古いらしい。
宜興は昔ながらの土が高騰して、「土が古い」というのが近年のウリ文句になっているけれど、他人の言うことは信用しないのが中国モノと付き合うコツ。
自分で確かめる。自分で勉強する。土が良いのかどうかは自分が決める。
今日は紅茶を淹れる。
+【巴達古樹紅餅2010年紅茶】
巴達古樹紅餅2010年紅茶
巴達古樹紅餅2010年紅茶の葉底
茶葉を少なめにして熱々の湯で煎じる。
2煎で出きった。
美味しい。
味は深いが、透明感がある。
熟成6年めの紅茶の鮮味が蘇る。
葉底は開いてフワフワにふやけている。
紫砂の茶壺の保温力は、断熱性があるのではなくて、伝熱性があるための効果なのだと気が付いた。
まずは茶壺を熱湯で温めて、茶葉を投入して湯をいっぱいに注ぐと、取っ手以外は指で触れることもできないほどキンキンに熱くなる。その熱の伝わり様はまるで鉄。
お好み焼きを焼く厚い鉄板が冷めにくいのと同じで、厚みのある茶壺が熱を蓄える。そして放出する。この熱がじわじわ湯を伝わり、茶葉に伝わり、内側の成分が抽出される。

ひとりごと:
こういうことやってみたくなるよな。
養壺


茶想

試飲の記録です。

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