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香椿林紅餅2016年 その1.

製造 : 2016年3月22日(采茶)
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県漫撒山(旧易武山)香椿林
茶廠 : 農家+店長ふじもと
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶180gサイズ
保存 : 密封
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 宜興紫砂の茶壺
香椿林の茶樹
香椿林の茶樹

お茶の感想:
2016年春の香椿林の森のお茶は紅茶3種と生茶1種。
紅茶 『漫撒春眠紅餅2016年』 3月21日采茶  茶地A
紅茶 『香椿林紅餅2016年』  3月22日采茶  茶地B
生茶 『香椿林青餅2016年』  4月1日采茶  茶地B
紅茶 『漫撒一水紅餅2016年』 4月3日采茶  茶地A
森は広いので茶地AとBとの生態環境はちょっと異なる。Bのほうがやや乾燥したところにある。
土質が同じなのか、ベースとなる風味は共通している。
香椿林の森のお茶は漫撒山一帯の中でいちばん甘いかもしれない。
辛味や苦味が少ないのが余計に甘く感じさせる。
スッキリした甘さ。
香椿林紅餅2016年
香椿林紅餅2016年
香椿林紅餅2016年
葉底
山つづきで隣の森の「一扇磨」の苦味や、その隣の森の「弯弓」の辛味、そういうスパイスが味の輪郭になるが、苦味や辛味のほとんど無い香椿林はとらえどころなくぼんやりしている。
芯がないわけではない。深いところにちゃんとある。しかしその深みは底が見えない。光の届かない海の深いところのよう。
はじめからそういうものとわかっていたら、自分で淹れるにしても他人が淹れるにしても、こんなにリラックスして飲めるお茶はないだろう。
お茶淹れの技術でなにか表現めいたものを表現できるわけでもないし、なんらかの味わいに集中する必要もない。
昨日の『章朗古樹紅餅2016年』とはまったく対象的な表現。
心地よく眠いお茶。
香椿林の森
香椿林の森

ひとりごと:
先日の勉強会「熟成」では7種のお茶を飲んだ。
しかし、参加者全員が後からそう思っただろうけれど、もっとも古い老茶2種をじっくり味わうのでも十分な価値があった。いや、むしろ2種くらいを3時間かけてじっくり味わったほうが贅沢だった。7種も味わうことで一つ一つの味わいは薄れる。もったいないことをしている。
そう。それが勉強会の目的だから。
逆に言えば、味わうということに目的はない。目的などあってはいけない。
目的なく2種をじっくり味わうという内容なら、お客様は勉強会に集まらなかっただろう。


茶想

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