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巴達古樹紅餅2010年 その19.

製造 : 2010年04月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山曼邁寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海の茶廠
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶
保存 : チェコ土の茶缶・室内
茶水 : チェコの水道水・ブリタ濾過
茶器 : チェコ土の茶壺と宝瓶
チェコチェスケー・ブディェヨヴィツェ
チェコチェスケー・ブディェヨヴィツェ
チェスケー・ブディェヨヴィツェ
チェコのお菓子
ヤンの店

お茶の感想:
チェコの人は素朴で、可愛いモノが好き。
そんなイメージがあるが、実際にはわからない。
どこからかの情報やわずかな経験から、勝手にそう思っているだけ。
中国のマーケットがわざとらしいモノを求めるので、中国の作家に茶壺をオーダーするのは難しいという話を前回にしたが、実際にはどうかわからない。わずかな経験から、勝手にそう思っているだけ。
西双版納の山岳少数民族には素朴な人が多いと勝手に思っていたけれど、お茶づくりでさんざんな目に遭ってからは見方が変わった。どこも同じで良い人も悪い人もいる。
勝手に思いやすい。自分の都合の良いように思いたい。
みんなそうだろ。
このことを利用して、都合の良い話をつくり、みんなに色眼鏡をかけておいて、商売につなげる。
マルちゃんはそうなることを心配している。
茶壺をつかう人ひとりひとりが、自分の眼で見て、自分なりに解釈して、自分なりの評価をしてほしい。
理想だけれど、でも、それはできないな。
誰かのつくった色眼鏡を掛けたほうが楽である。願わくば、良質の色眼鏡であって欲しいので、他人の評価を多数集めるサイトやSNSの意見に頼る。これが良いとか悪いとか教えてくれる先生を見つける。
ますます自分の眼で直に作品を見つめることから遠ざかる。
チェコ土の茶壺釉薬をかけているところ
お茶もそうだけれど、はじめから真実を捉えることなんてできない。なんらかの色眼鏡がなければ、飲んでみようとか、買ってみようとか、アクションを起こすこともないだろう。
当店のサイトやブログを読んでお茶を買ってみたけれど、思っていたようなのではなくて、店長はインチキだと結論づける人もいるかもしれない。
ま、仕方ないと思う。
1年くらい前には、チェコの土がお茶との相性が良いと言っていた。それなりの根拠があった。
現在は、あまり相性が良いとは言えないと言っている。それなりの根拠がある。
この根拠は、宜興の紫砂の茶壺や景徳鎮の白磁の茶壺と飲み比べをした結果だが、飲み比べというシチュエーションに無理があるとマルちゃんは主張する。
飲み比べをすることによって、口や鼻のほうに意識が集中する。お茶の味わいはすでに変わっている。普段お茶を味わうときに口や鼻にそこまで意識を集中させたりしないから。
では、どんな方法で茶壺の性質を知ればよいのか?美味しいお茶を淹れられる機能を見つけられるのか?
何度も議論しては結論に至らず、午前2時頃になって疲れて眠る。そんな毎日の繰り返し。
寝ている間に頭の中でなにかが熟成して、朝起きてふとひらめく。
巴達古樹紅餅2010年紅茶
巴達古樹紅餅2010年紅茶
今回はマルちゃんがなにかひらめいて、胴体が直線な宝瓶とマルい胴体の茶壺と比べることになった。胴体に湯の熱が伝わり跳ね返る、熱の反射が違う。湯を注いで蓋をしたときの上部の空間のカタチや大きさや違う。
+【巴達古樹紅餅2010年紅茶】
このお茶3gずつを計量。チェコ土の茶缶で1年ほど保存されている。チェコは空気が乾燥しているので、紅茶の熟成具合はなかなかよい。
巴達古樹紅餅2010年紅茶
シュッとした宝瓶とマルイ茶壺
お茶の味はまったくこのカタチのまま現れた。
マルイ茶壺のほうが美味しい。コロコロ転がるような舌触りの水。ふくよかな味の広がり。宝瓶はツンツンして辛い。茶気や香りが上に抜ける勢いはあるが、そっけない味。
飲み比べに無理があるのではなかったのか?
理屈は言っても実践は別。
葉底
マルイ茶壺のほうが葉底が開いている。熱量がたくさん伝わったことを示している。
マルちゃんがなにかひらめいたようでスケッチしていた。
スケッチ
上にマルく広がる茶壺はどうなのだろ?
白磁の茶壺にはこういうのがよくある。手に取るバランスが軽く感じられるからだろう。
お茶の味はどうなのだろ?
新しい疑問が生まれた。

ひとりごと:
クリコフの農家
クリコフの茶室
(池の畔につくられた茶室。夏はここでお茶を楽める。)
ブログの過去の記事に間違ったことを書いていても消さない。
そのままにしている。学びの過程を見せられるのがブログの機能のよいところ。
これを見て同じ間違いをしないで済む人がひとりでもいたらいいと思っていたけれど、今は違う。
みんな同じ間違いをしたらいいと思う。


茶想

試飲の記録です。

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