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プーアル方茶80年代 その1.

製造 : 1980年代後期
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海茶区
茶廠 : 孟海茶廠(国営時代)
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 磚茶
保存 : 未入倉
茶水 : 京都地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・鉄瓶
プーアル方茶80年代
プーアル方茶80年代

お茶の感想:
資料として保存しているサンプル茶葉を整理していたらこんなのが出てきた。
+【プーアル方茶80年代】
美味しいかというと、1980年代のお茶の中ではそれほどでもない。
でも個性が立っている。
8月1日に予定している上海での勉強会の「体感を探る」にピッタリなお茶だろ。ということで試飲してみる。
久々なので、熟成がすすんでいるはず。
チェコ土の茶壺
個性のある茶葉にはチェコ土のマルちゃんの茶壺。
茶壺
かけ湯
めったにしないこんなこともしてみる。効果のほどは定かでない。
惑星の表面っぽいザラザラ肌が湯を吸って吐く。それを見たいだけ。
チェコ土の茶壺
熱があるので蒸発してすぐ乾く。
プーアル方茶80年代
プーアル方茶80年代
ちょっと思い切って濃くしてみた。
苦い甘い。薬っぽい。仁丹みたい。
新芽・若葉の摘み時がよかったのだろう、水質がキメ細かく舌触りに潤いを与える。口に苦くてもスルッと入る。
30年くらい熟成したことで身体へのアタリは穏やかだけれど、孟海茶区独特の苦味による涼しさは健在。方茶ならではのスッキリ感がある。アミノ酸的な旨味の少ない健康な茶葉だ。
微かにチョコレート風味が感じられるようになった。熟成による味の変化。崩して保存しているので茶葉が空気に晒されたことによる効果だと思う。方茶は圧延が強く内側に空気が入りにくいので、固まったままだとこうはならない。
2007年に出品したときに比べると甘味が増してずっと美味しくなっている。
葉底
1980年代のお茶だが、香港倉庫に入らなかった未入倉のものなので、茶葉にまだ緑っぽいところが残っている。

ひとりごと:
勉強会のテーマ「体感を探る」は、これから日本でもやってゆく。
お茶の味を自分の身体に聞いてみる。これがあんがいできていないのだ。
なぜできないかというと、自分の身体にどう聞いたらよいのかわからないからだ。
体感のタイプの違うお茶を飲むことで、身体のどこにどういう変化が現れるのかを経験したらわかるようになる・・・はず。
この経験はお茶だけでなくふだんの食事にも応用できる。
ほんとうに知るべきは、お茶の上質よりもふだんの食事にある。


茶想

試飲の記録です。

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