プーアール茶.com

巴達古樹紅餅2010年 その27.

製造 : 2010年04月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県巴達山曼邁寨古茶樹
茶廠 : 農家+孟海の茶廠
工程 : 紅茶
形状 : 餅茶380gサイズ
保存 : お菓子の缶 密封 
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 宜興の茶壺紅泥(秋水)・チェコ土の茶杯 鉄瓶・炭火
茶具
缶
鉄瓶
温壺

お茶の感想:
疫病による影響をよく考えてみたけれど、この仕事は変わらなそう。景気の影響も少なそう。
これをキッカケになにか新しいことをはじめる・・・なんてことにはならなそう。
やや退屈というか、寂しいというか。
なぜそうなのか?考えてみた。
たぶん、お茶を飲むのが習慣になっている、ごく少ない人を相手にした仕事だから。
お茶を飲む習慣は、自分がそうであるように、生活から離れられない。
一日に一度は、ひとりになってこっそりお茶を飲む。
自分で淹れて自分で飲む。
中国茶ファンでもそういう楽しみ方をしている人は意外と少ないだろう。
この楽しみがたまらん。
自分だけで満足。みんなにお茶の良さを知ってもらおうなんてぜんぜん思わない。
知らない人にシェアする気なんてさらさらない。知っている人だけがヒソヒソ楽しめばいい。
いつのまにかそうなっていった。
この仕事をはじめた当初はそうでもなかったから、サイトのページによっては初心者向けな内容が残っていて違和感がある。早く消したい。ぼちぼちやってゆこうと思う。
さて、このお茶。
10年前にはじめてつくった紅茶。
+【巴達古樹紅餅2010年】
注ぎ
注ぎ
紅茶をつくりはじめたのは「みんなの知っている紅茶という土俵に上がれば、茶葉の素質の良さが際立つだろう・・・」と思ったからだけれど、今はそんな野心もない。
熟成10年目で、みんなの味からちょっとずつ離れてきているから。
熟成は、味をまろやかにするし、体感を穏やかにするし、人を選ばなくなるのが一般的だけれど、紅茶はそうでもない。紅茶は世界中に普及していて誰でも知っているから、逆に紅茶っぽくない要素を熟成の味に見つけやすい。
ひとことで言うと、プーアール茶っぽくなってきている。
まだそんなにはっきりしないけれど、手元に数枚置いて何年もかけてちょっとずつ飲んできた人にはわかる。歳月の味。
大きめのポットにちょっとの茶葉を入れて一煎で出し切るような、茶葉を煮やすような淹れ方をしたら、いわゆる普通の紅茶味になってしまう。
どんな淹れ方が歳月の味を楽しめるのか、いつもの茶壺で3日間ほどいろいろ試してみた。
茶葉は気持ち少なめにするべし。
茶壺の中の茶葉の量と湯量の比率の問題。湯量が多いほど熱量が多い。
茶湯
つまり、茶葉にしっかり熱を伝えたい。
熱が伝わらないと”熟味”の良さが出ないということ。
はじめの3煎めくらいまでは、熱熱の湯を注いでさっと切って、香りを抽出する感じ。
茶葉に熱が入ってきた4煎めくらいからは、じっくり蒸らして、味を抽出する感じ。
香りに火や煙があり、味に海や地がある。
花や果実のキレイな香り、旨味や甘みの美味しさ、そんなナンパなやつらはあくまで脇役である。
圧倒的な自然の迫力。
味の景色のひろがり、寄せては返す体感の波。
快感に溺れる。

ひとりごと:
西双版納で春いちばんが始まった。
昨年の秋に見学したあの山のあの茶樹。
巴達古樹紅餅2010年と同じく、西双版納の西の茶山。
昨年の秋
(昨年2019年の秋の写真 農家の若者が撮影)
でも、巴達山ではない。孟宗山の古樹。
一天一采で紅茶をつくる。
今朝、村の人10人ほどが采茶のために山に入った。
予定通りだ。
10年後には西の横綱になる。当店の紅茶の中で。
今のところ、東には横綱がいるけれど、西には関脇クラスしかいないからな・・・。
春の新芽
(現在2020年の早春の新芽の写真 農家の若者が撮影)
自分がそこに居ないだけ。
農家の若者がすべてやってくれる。
自分ができるのは、天気が崩れないことを祈るだけ。
道具


茶想

試飲の記録です。

・キーワード検索

お取り寄せについて

臨時開店中
+【お取り寄せについて】

お問い合わせ

【当店にメール】

・カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

・表示されている記事

・お茶と年代のカテゴリー

・記録

お茶の歴史
お茶の歴史 (JUGEMレビュー »)
ヴィクター・H・メア,アーリン・ホー

・サイトリンク

・プロフィール

 

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM