プーアール茶.com

中茶牌3917沱茶93年 その13.

製造 : 1993年
茶葉 : 雲南大葉種晒青茶(西双版納孟海地区)
茶廠 : 昆明茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 沱茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・茶杯 鉄瓶・炭火
鉄瓶
3917

お茶の感想:
自分だけがその良さを知っている。
という気分のお茶がある。
どちらかというと男性の趣味だな。
女性はあっちへゆけ!(心の中のつぶやき)
今日は男前のこのお茶。
+【中茶牌3917沱茶93年 その12.】
ほぼ男性しか好まないお茶。
いや、現実はもっとシビアで、ほぼチェコの変態陶芸作家のマルちゃんが独占的に愛飲しているだけのお茶。(この場合の変態には尊敬の意味がある。わかるよな。)
台湾人の茶友が、「自分は90年代初期の下関茶廠の生茶の苦い味がなぜか好きでね・・・」なんて言うから、ほぅ、それなら一発喰らわせてやるか、というこれまた男っぽい感情でこのお茶を淹れた。
3917
昨年の夏のマルちゃんとのイベントのこと。
+【チェコのマルちゃんとお茶談義 7月8日・9日】
女性率8割にお子様連れもいらっしゃる環境で、このお茶をガツンと濃い目に淹れてみんなに飲ませたマルちゃんの度胸というか勇気というか、自分は完敗した気がした。
ひとくち飲んだときのみんなの顔。
目ン玉が泳いでいた人もいたし。
マルちゃんはひとりご満悦で恍惚の顔。
自分は笑いをこらえるのに精一杯だった。
さて、台湾人の茶友にこのお茶を淹れるときに、やはり自分の度胸のなさを痛感した。
ひとくち目から「無い味の味だねこれは・・・」なんて言わせてしまった。
茶友は現代アートの仕事をしているから、ジョン・ケージの”4分33秒”無い音の味わいの話まででてきた。
そう。焦げの苦味のショックをやわらげるよう淡く淹れたのだった。3煎めくらいまで。
4煎めからは甘味が出てくて「やさしい味だな」なんて言わせてしまった。
悔しいー。
これはリベンジするべきだろ。負け犬はアカン。
ただし、自分なりのやり方でリベンジする。
とりあえず、ひとりで練習。
いつもは使わない公道杯(茶海)を使う。
公道杯
公道杯
焦げ味の原因である焦げた黒い粉を落とす。
けれど、ギリギリまで濃くする。
濃い
焦げ
ヤバい!この美しさ。
野生の素のままのパンチ力。
サスペンス映画に出てくる街のように霞み煙る風味。
そういえばマルちゃんにこの茶を紹介したときもこうして淹れたのだった。
「茶葉をどのように愛するのか、その手法を知った・・・」と、マルちゃんはひとりで感動していた。
このくらい濃くすると3煎めくらいから甘くなる。
透き通る。深くなる。清くなる。嬉しくなる。
茶湯
茶酔いが効いてきて脱力する。暖かくなる。眠くなる。
舌に残るピリピリした痺れが、飲んだ後もしばらくこの甘い感覚を思い出させる。
忘れたくなくなる。やがて寂しくなる。
後から思い出す。
あのときすれ違った人はむちゃくちゃ美人だったのだ。
もうちょっと見ておけばよかった。
葉底

ひとりごと:
隠れ家プロジェクト。
田舎に生活したりお茶したり創作活動したりする場所を持つことを模索しはじめた。
台湾人の茶友もこれから日本の滞在期間を増やすと言っているから、何人かで場所をシェアするのもありかもしれない。
古民家を修復するのも楽しめる。時間はたっぷりある。
一箇所でなく、何箇所かそういう場所をつくるのもあり。
どこかおすすめ物件のある方教えて下さい。
できたら、お茶つながりで楽しみをシェアできるのがよいな。


茶想

試飲の記録です。

・キーワード検索

お取り寄せについて

臨時開店中
+【お取り寄せについて】

お問い合わせ

【当店にメール】

・カレンダー

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

・表示されている記事

・お茶と年代のカテゴリー

・記録

お茶の歴史
お茶の歴史 (JUGEMレビュー »)
ヴィクター・H・メア,アーリン・ホー

・サイトリンク

・プロフィール

 

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM