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武夷福大紅袍2019年 その1.

製造 : 2019年春
茶葉 : 福建省武夷山市度暇区九龍湾
茶廠 : 福建省武夷福茶業有限公司
工程 : 烏龍茶・大紅袍
形状 : 散茶
保存 : 真空パック
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・茶杯 鉄瓶・炭火
鉄瓶

お茶の感想:
古い鉄瓶。
友人に貸したら、2回使っただけなのになんとなくやつれている。
よく見たら、内側の底のところが若干焦げている。
すぐに返してもらった。
内側の漆
内側に漆の加工がしてある。
入手したときに内側が錆びて傷んでいたので、知り合いの職人に頼んで漆を塗りなおしてもらったのだった。それから2年ほど使い込んで、水のミネラルが漆や鉄と融合して、虹色の皮膜をつくっていた。
虹色が消えてしまった。
2年かかって育てた虹色の皮膜。また一からやりなおし。
貸した友人はふだんから鉄瓶を使っていて、慣れているのだが、古い鉄瓶の個性まではわからない。
使った後に熱で乾かすときに、ちょっと温度が高すぎたのだろう。
この鉄瓶は、専門家に見てもらったら、底を換えたような補修跡が見つかった。高い技術で修理されている。
前に所有していた人が大事にしていたのだ。
そんな人がこの鉄瓶を手放すわけないから、多分亡くなったのだろう。
遺族がおじいちゃんのガラクタを処分して、自分の手元に来た。と、想像する。
千鳥
波の上を飛ぶ千鳥の図がかすかに見える。ひかえめすぎる装飾がまたいい。
自分も死ぬまで大事にする。
遺言に、誰に譲るのか書いておいたほうがいいな・・・。
さて、今日は貰いもののお茶。
大紅袍。
大紅袍
大紅袍
言わずとしれた福建省烏龍茶。岩茶の最高峰。
上海の大老板が茶山を数年間契約して、良いとこ取りをしたらしい。
中国はギフトの習慣があるので、お茶好きの老板が自慢をかねて高級茶を贈ることがある。
しかし、貰いものに良茶なし。
高級茶といってもギフトはそこそこの量をつくる。たぶん数十キロ以上。
なので、采茶のタイミングは摘み手の手配など経済的な都合が交じるし、つくる人の手は失敗なく重労働をいかに省力化するかという効率優先になる。
「お茶を煎るこの一鍋に、神様が下りてきますように・・・」緊張に震えて祈りたくなることなんてないだろう。
泡茶
飲んでみたらあんがい良い。甘い。香りもよい。
しかし、2煎めから渋味が出てきて、3煎・4煎ともっと渋味が立つようになった。舌にヒリヒリが残る。体感はザワザワして落ち着かない。
こんなものかもしれない。岩茶を知らないので比較のしようがなく、どの程度かわからない。
お茶を淹れる自分の気持ちが足りない。
人の顔が見えないお茶。
マネキンの美人みたい。
どこに個性があるのか、どこがカッコイイのか、どこが可愛いのか、どこが残念なのか、なにを得るためになにを失ったのか、鑑賞のポイントを知らない。
大金のかかった茶葉をタダでもらったのだから喜べ!
と言われても、どんな顔をして喜んでいいのかわからないから目の下の筋肉がヒクヒクする。
それでも、このお茶、また飲んでみようと思う。
あと3泡分ある。
自分で鑑賞のポイントを見つけてやる。

ひとりごと:
ん?
葉底
ブレンドしてる?
ま、ギフトだから。
良い思っているのは贈り主だけだから。


茶想

試飲の記録です。

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