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茶教室・京都

版納古樹熟餅2010年 その45.

製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県の茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 熟成壺
茶水 : 京都の地下水
茶器 : 宜興の秋水の茶壺・チェコ土の杯 鉄瓶+炭火

お茶の感想:
古物の鉄瓶をまたひとつ入手した。
思ったよりもいい感じ。
鉄瓶
昔の釜師のつくったもの。
よくあるカタチだが、細部の作り込みが徹底している。
入手したてのときは内側の表面がかなりサビていた。
擦って落として、茶葉で煮て、新しく黒鉄の皮膜をつくったら復活した。
注ぎ口を覆うようにこびりついた湯垢を細いヤスリで丁寧に削っていたら、ボロっと割れて落ちて、中から元の姿のシャープな角度の注ぎ口が現れた。
水の落ち方が繊細で美しい。
湯を沸かしてみても違いが現れる。
水かけ
内側
内側の表面がややボコボコと荒肌で、それが効果を生んでいる。
ひとつ増えたから、ひとつ減らしてもよい。
良い道具を、わかる誰かに譲ってゆきたいが、欲しい人がいない。
鉄瓶はメンテナンスが面倒だから。
このお茶。
+【版納古樹熟餅2010年】
茶壺
湯呑み
背の高い湯呑みを使う。
熱は上に向かうので、熱の通り道になる湯呑みの表面はカンカンに熱い。なかなか冷めない。
手に持ってやさしい熱になるまで待つ時間が絶妙な味をつくる。
温度をゆっくり下げながら化学反応がすすむ。
注ぎ
手


茶想

試飲の記録です。
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