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一扇磨青餅2016年・緑印 その1.

製造 : 2016年03月28日
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県漫撒山(旧易武山)一扇磨
茶廠 : 農家
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 茶箱
茶水 : 京都の地下水
茶器 : チェコ土の茶壺・茶杯 鉄瓶・炭火
青餅

お茶の感想:
5月に入ってから、生茶の風味がやや寝ぼけている。
保温ボトルで飲む分にはわからないが、茶壺や蓋碗でちゃんと淹れるとすぐにわかる。
3煎めまでがシャキッとしない。
4煎めにやっと目が覚める。
目が覚めてからは、いつものように美味しい。
湿気ているらしい。
茶葉の繊維に水が入っている。
このお茶。
+【一扇磨青餅2016年・緑印】
餅茶
泡茶
茶箱で熟成中の一枚を取り出した。
やはり寝ぼけた感じである。
やはり4煎めから目が覚める。
天気、気候、場所、保存の器、熟成は森羅万象なので正解はひとつにならないが、この茶葉の場合、手元の保存環境の場合、許容範囲である。
そのままにしておく。
天気がかわり、季節がかわり、茶葉の繊維に入った水が勝手に出てゆく。
なので、飲む分だけ醒茶する。
今回は茶缶をつかって、何回分かをまとめて醒茶しておく。
炭団のやわらかい熱で温めた。10分くらい。
天日干しでもよいが、1時間はかかる。
ぜったいに焦がさないこと。
香りを立ててもいけない。
茶葉の温度を上げて水を外に出すだけが目的だから。
茶葉
茶葉
指
途中で茶葉をさわると、指の腹にかすかな蒸気を感じる。
茶缶
常温で2時間くらい冷ましてから蓋をする。
そのまま保存すればいつでもすぐに淹れられる。
餅茶はもとの茶箱に戻した。
茶箱には保温性がある。
そして蓋は意図してゆるくつくられている。
茶箱の外側と内側に気圧や温度の差が生じると、空気がわずかに入れ替わる。
たぶんそれが大事。
コーヒー豆やナッツ類を保存するキャニスターのゴムパッキンで密封するようなのは呼吸できないから、何年も保存熟成させるのは向かない。
茶箱
茶葉が摘まれる前の生きていたとき。太陽を浴びて光合成をしていたとき。
茶葉はたっぷり水をたたえて、繊維の中でその水は流れていた。
お茶に加工されてからも繊維にその記憶が残っている。
生茶の製法はとくに繊維の記憶を残しやすい。
水を含みやすく吐き出しやすい。
昔のプーアール茶はあまり神経質にならずに済んだ。
20年・30年と熟成がすすむにつれ、繊維が老化して記憶を失って、水を含みにくくなるから。
赤ちゃんの肌はホヤホヤプニプニで老人はシワシワカサカサ。それと同じ。
円盤型の一枚357g規格の重量が、熟成30年モノくらいで330gくらいに減っているのはよくあること。
減った分の27gはどこへ行ったか?
これ、おそらくほとんどが水。
若いときの繊維なら含むことができた水。
水以外で減ったのは、粉になってポロポロこぼれた分とか、昔の香港の倉庫なら微生物や茶虫が食べた分とか。
茶葉の吐き出した水が容器の中に溜まったままになるといけない。だから保存容器は呼吸できるのがよい。
お茶を飲む前に水を出す。
醒茶は、保存熟成の生茶のプーアール茶を飲むには大事な技術なのだ。
醒茶
泡茶
醒茶後は一煎めからシャキッとした。
シャキッとしてもなかなか姿を表さない味。
これはこのお茶の持ち味だから。

ひとりごと:
1リットルの保温ボトルは、鉄瓶で沸かした湯ののこりを入れておいて、次の日にまた沸かして使えるので便利。
klean kanteenのはゴツいけど、カッコいいよな。
カッコいいから使いたくなる。
使うから好きになる。
保温ボトル
重いよ。
でも、重さって大事だ。


茶想

試飲の記録です。

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