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グリホサート

雲南省南部の茶山除草剤
雲南省南部の古茶樹は無農薬無肥料の自然栽培。
と、言うけれど、そんなのウソだ。
農家によっては除草剤を使っているところがある。
中国名「草甘燐」はグリホサート(glyphosate)という成分の除草剤。
日本でもホームセンターで手に入るくらいだから、毒性は低いとされているが・・・
「グリホサート」で検索してみたら、いろいろわかる。

写真はあまり有名になっていない茶山を見学したときのもの。
交通の便の悪い村で茶商人があまり来ないのか、雲南の古茶樹に我々が期待していることが農家には理解できていない様子なのだ。もちろん有名茶山でも農家によっては使っている。
除草剤を使っていない農家もあるので、もしも自然栽培を謳うなら農家を選ばないといけないだろう。茶摘みの現場に立ち会って、他所の農家の茶葉が混じらないように監視するべきだろう。

農家:「草がひどいのです」
私:「その生態系全体が古茶樹の個性です。草のあるときの茶の香りを大事にしてください。」

農家:「安全だと書いてあります」
私:「大きな会社や国の言うことを信じないでください。地下水を汚染するとして禁止した国もあります。茶の農地は村の上に位置するので、飲み水が汚染される可能性があります。」

さて、こうなると、
業者はどうするだろうか?
グリホサートは安全という見解で、無農薬を保証しないことにするだろうか?
あるいは、現地に張り付いて管理するだろうか?
それとも、プーアール茶はもう扱わないだろうか?
お客様はどうだろうか?
このようなマイナスイメージのことを書くと買い控えするだるか?
たぶん、
業者もお客様も、引いてしまうだろう。

農家や当店のような小さな店よりも、やっぱり大きな会社や国に「安全」と保証されたもののほうが安心ということになるだろう。しかし、大きな会社や国がどういうプロセスを経て「安全」を保証しているのか?ということについてはあまり考えたくないだろう。面倒だから。その人々の態度がグリホサートの問題でもあるのだ。

難しい問題はさておき、
当店の商品は中国産なので、何度も風評被害による減収を経験してきた。
鳥インフルエンザ、中国野菜の残留農薬、ダイエット食品で死者、緑茶の残留農薬、毒入り冷凍餃子、領土問題、そして今(2013年3月)は北京や上海の空気汚染で注文が減っている。
関係ないはずの当店にとっては迷惑だが、
お客様も、自分自身も、こういうことを嫌う気持を大事にしたほうが良いと思っている。
そうやって、
いろんな角度から叩いて、無農薬無肥料の自然栽培の本当の価値が問われる。

人もお金も集まっている中国には、人類が取り組むべき最先端の課題も集まっている。正面から行くか、背を向けるか、どっちかしかない。
あなたはどうする?


茶想

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