プーアール茶.com

易武老散茶B1960年代 その1.

易武老散茶B1960年代プーアル茶
易武老散茶B1960年代プーアル茶
製造 : 1960年代 (推定)
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村古茶樹
茶廠 : 孟海茶廠(国営時代)
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 散茶
保存 : 香港ー広州ー上海 紙包密封
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水
蓋碗できっちり淹れる。

お茶の感想:
週末にお茶会に呼ばれているので、
老茶を二つか三つ、販売中でないのをと思って探していたらこれが出てきた。
『易武老散茶B』とサンプル用の袋に書いてあり、ほんの10gしかない。
数年前に広州の茶商から少量を分けてもらったものだと思うが、もしかしたら過去に「毎月のお試し」という企画で出品したことがあるかもしれない。「A」・「B」・「C」とあったのだろうか。
広州の茶商は1960年代としていたと思うが定かではない。
当店も過去に1960年代の『荷香老散茶60年代』を出品したことがある。
【荷香老散茶60年代プーアル茶】
1960年代は戦争の混乱で流通が滞ったらしく、銘柄のある圧延した餅茶はほとんどない。だからこそ散茶のまま流通していたのかもしれない。散茶は包み紙などの手掛かりもなく、年代や真贋の特定は難しいが、味をみると易武山の特徴はわかるし、春の旬かそうでないかはわかるし、葉底(煎じた後の茶葉)を見ると10年と20年くらいの差は現れるので、わかる人にはわかる品で、味さえよければ銘柄の特定されたものと同等のが安く手に入る。もちろんそれがわかるようになるには、銘柄の特定されたものをひととおり経験することになるから、やはり近道ではない。
易武老散茶B1960年代プーアル茶
それで、まあ、これはそんなに良くなかった。
易武山の老茶の埃っぽいながら小豆のような甘い香り+かすかに檜の木肌ような香り。とろんと舌をなでる甘味。朽ちて霞みながらも鈍く光る酸味・渋味・苦味。旬の茶葉にはちがいないし、1960年代というのもたぶん本当だろう。しかし弾まない。気の抜けた炭酸飲料水のような感じ。
熟成の問題だろうか。保存熟成は、例えば熟成50%くらいの時点でより乾燥した環境に移して、散茶なら密封できる容器に入れたほうがよい。そのタイミングをこのお茶は20年前に逃した。と、推測してみた。

ひとりごと:
夜カフェの読書
夜カフェの読書
『Edible Selby』Todd Selby著
写真とイラストと文で、食関連の仕事場が紹介されている。
面白いことをしている人たちの、仕事場の魅力、道具の味わい。

関連する記事

茶想

試飲の記録です。

・キーワード検索

・カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

・表示されている記事

・お茶と年代のカテゴリー

・記録

お茶の歴史
お茶の歴史 (JUGEMレビュー »)
ヴィクター・H・メア,アーリン・ホー

・サイトリンク

・プロフィール

 

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM