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南糯山生態紅茶2013年 その2.

製造 : 2013年05月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県南糯山多衣寨
茶廠 : 農家
工程 : 紅茶
形状 : 散茶
保存 : 袋密封
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
マンゴージュース
マンゴージュース

お茶の感想:
朝一番のジュースはマンゴー。
「不放糖・不放氷塊」で濃厚。
さて、もういちどこのお茶の試飲。
南糯山生態紅茶2013年
南糯山生態紅茶2013年
南糯山生態紅茶2013年
南糯山生態紅茶2013年
うーん・・・見事だ。
今までに見た南糯山の紅茶ではこれが一番。
南糯山生態紅茶2013年
袋の表面に白毛の粉がこびりついている。そういう品種なのだろう。茶畑なので品種が単一にそろっている。
早速レストランの老板娘に値段を聞きに行った。
ところが、なかなか言わないので嫌な予感。
自分では決められないからと言って、南糯山で仕事中の旦那さんに電話をしてもらったら、予想していた価格の3倍だった。
うーん・・・無い話か。
しかし、わからなくはない。
この人たちは勝負をかけたのだ。
南糯山の茶葉の価格が過去最高値をつけた今年に、借金をして、山頂付近の森林のある農地をドーンといった。
このお茶はその農地にある台地茶(茶畑)のものだけれど、後に森林の中に手付つかずの古茶樹が100本見つかったというから、いずれ見に行こうと思う。その古茶樹でのお茶づくりは来年からで、準備のために山の製茶場をつくる作業に追われて、旦那さんは町に帰って来ないらしい。製茶場をつくるお金も借金にちがいない。
南糯山の餅茶
旦那さんの昨年つくった餅茶。
かなり尖った発想がある。たぶんこの人はお茶に詳しい。
うーん・・・やっぱり縁も大事か。
良いお茶はいつも高くて、高いなーと思ったものほど、後から考えたら安かったということが多い。

ひとりごと:
ホットマネー。
熱いお金。
実体経済からかけ離れて行き場を失った巨額の資金が世界中の為替や株や土地を動かす。その流れの枝分かれした先端がこの地域に流れ込んでいる。
西双版納
西双版納
西双版納の歴史をふりかえると、茶交易の全盛期だった清代の中期にも熱いお金が流れ込んだ形跡がある。しかしそれは茶葉だけが主役だった。
現在は、ゴムの樹・サトウキビ・トロピカルフルーツ・牧場・農地・別荘・リゾート・ゴルフ場・麻薬と、なんでもあり。その上、昆明からシンガポールまで縦断する高速鉄道の計画があって、長期的な変化が予想される。
当店は熱いお金とは縁がないけれど、お茶の買い付けの現場ではカチ合って火花を散らすことがある。
負けたらアカン。でもガマン。
先に火を噴いたら自分のお金が熱いお金に化けてしまう。
それに、残念ながら多勢に無勢。
少ないお金では大量のお金に太刀打ちできない。
今年の春に大量に流入した熱いお金が、古茶樹の原料価格を高騰させた。
ここは守りに入ったほうがよいと思って、準備していた現金の多くを中国株に回して、物価上昇による資金の目減りを防いだ。
うまくいったように見えたけれど、ふりかえってみると、守りよりも攻めの人たちに軍配が上がった。
熱いお金を追い風にして、高い茶葉を大量に仕入れた人や、農地(70年の借地権)を買った人のほうが、ずっと飛躍的な成長を遂げた。
来年も再来年もまだこの状況が続きそうな気がする。
お金の力が弱ると現場での力を失う。力を失うと良いお茶ができなくなる。
困ったなあ・・・・。
大国が紙幣を刷り続けるように、山の造幣局は茶葉を産出し続ける。
紙か、茶葉か。
熱いお金か、熱い茶葉か。
ほんとうの対決はここにある。


茶想

試飲の記録です。

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