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中茶牌65周年青磚03年 その3.

製造 : 2003年
茶葉 : 雲南大葉種晒青茶
茶廠 : 中国土産畜産雲南茶叶進出口公司
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 磚茶
保存 : 昆明ー上海 紙包密封
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 大きめの蓋碗
中茶牌65周年青磚03年プーアル茶
中茶牌65周年青磚03年プーアル茶
中茶牌65周年青磚03年プーアル茶
中茶牌65周年青磚03年プーアル茶

お茶の感想:
このお茶ほんとうに旨い。
『中茶牌65周年青磚03年』 (卸売部に出品)
「美味しい」というより、「旨い」のだな。
このお茶を基準にして、問屋さんからまわってくる老茶のサンプルと飲み比べすると、ことごとく撃退してしまうから、出品数がなかなか増えない。
1990年代のこれ(老樹圓なつかしいな・・・・)
老樹圓プーアル茶
老樹圓プーアル茶
とか、「7542」・「下関鉄餅」・「易武山野生青餅」などなど生茶のメジャーもいくつかあったけれど、これらメジャーが2003年のマイナーに勝てない。
たまにこういうことがあるからお茶探しは面白い。
もちろん、2009年頃から増えている高級を意識したのなら勝てる。
例えば、『冰島古樹青餅2013年』 (むちゃくちゃ美味しい)
冰島古樹青餅2013年プーアル茶
冰島古樹青餅2013年プーアル茶
例えば、『老班章磚茶2008年』 (むちゃくちゃ高い)
老班章磚茶2008年プーアル茶
老班章磚茶2008年プーアル茶
例えば、『易武春風青餅2011年』 (当店のオリジナル最高級、やっぱり高くて美味しい)
易武春風青餅2011年プーアル茶
易武春風青餅2011年プーアル茶
【易武春風青餅2011年】
これらはわかりきっている。
今すでに「美味しい」のだから、10年も寝かしたらもっと美味しくなるにちがいない。
・・・・・いや、そうなのだけれど、
これらのお茶の味というのは「美味しい」であっても、「旨い」にはなりにくいだろう。
昔のお茶づくりの職人が近ごろの高級茶を評価したらこうなるだろう。
「こんなに旬の新芽・若葉だけを使ったら、体への当たりが強すぎるじゃないか!」
美味しさ勝負が目的となっている。
お客様の体をいたわったり、財布をいたわることを忘れているのだな。
かといって、近年の安いお茶はほんとうに安かろう悪かろうが多くて、いかにも仕方なくつくっている感がプンプン漂うのだ。ぜんぶを味見しての話ではないけれど、茶山やメーカーを見学する機会が多いから、なんとなく全体的に安くて良いお茶をつくるのが難しそうだと肌で感じる。
この頃の当店のお茶の売れ方を分析すると、出品数を増やさないと店の運営がうまくゆかなくなっている。以前はそうでもなかった。美味しいお茶をひとつかふたつ見つけたらしばらくずっと売れていた。コレクションを趣味にする方以外は、毎日飲むお茶として同じのをずっと繰り返しお求めになることが多かったのだ。
これはもしかしたら、お客様のお茶の飲み方に変化があるではないか?と思ったのだが、お客様から言わせたら、お茶の値段やお茶の味(体感も含む)の変化がそうさせているのかもしれない。
お茶を生活から離してはいけない。
何度も同じことを言うけれど、大事なところだから何度でも言う。
お茶をつくるのは農家や業者だけじゃない。お客様がどんなお茶を選ぶか、これもお茶づくりに関わっているのだ。
中茶牌65周年青磚03年プーアル茶

ひとりごと:
大衆茶づくりのほうが高級茶づくりよりもずっと難しい。
それはもう素材がどうこう技術うんぬんだけの問題ではなく、経営に革新が必要だし、お客様にも理解が要るし、どこから手をつけてよいのかわからないのだけれど、その難しいことを昔の人たちはしていた事実を、このお茶『中茶牌65周年青磚03年』が教えてくれる。
経済や社会や自然環境の変化など、いろいろ言い訳はあるのだけれど、茶山があって農家があって業者があってお客様がある。この組織図は昔から変わっていないのだな。


茶想

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