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茶教室・京都

大益銷台A磚90年代 その2.

製造 : 1990年代
茶葉 : 雲南省西双版納大葉種喬木晒青茶
茶廠 : 孟海茶廠(国営時代)
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 磚茶
保存 : 昆明乾倉 紙包みのまま
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
大益銷台熟A磚90年代プーアル茶

お茶の感想:
このお茶を試飲。
【大益銷台熟A磚90年代 その1.】
大益銷台熟A磚90年代プーアル茶
お客様からのリクエストでひとつ取り寄せることになったのだが、そういえばこのお茶は生茶がブレンドしてあった。
1990年代以降の熟茶はどれも渥堆発酵が強くて味は似たりよったり。
もしかしたら、このお茶は個性的なのではないか?
まず、一般的な熟茶よりも色の出方がゆっくり。透明感のある茶湯になる。
そして甘さ控えめでサッパリした口当たり。これは発酵の軽い『7581荷香茶磚97年』と似ているが、このお茶『大益銷台熟茶磚90年代』の場合は生茶ブレンドの効果でサッパリしていると思われる。
生茶の茶葉は圧延の時に茶葉同士で接着しやすいから、湯を注いでからもほぐれにくい。じっくり抽出すると色は濃く出る。
大益銷台熟A磚90年代プーアル茶
濃くなると生茶独特の酸味や収斂味と呼ぶシワシワくる渋味が出てくるが、甘い熟茶の風味と合わさるとバランスが良い。よくある甘ったるい感じはしない。全体的にさっぱりした飲み口。熟茶の味に飽きた人にはちょうど良い感じ。
大益銷台熟A磚90年代プーアル茶
参香と呼ぶ朝鮮人参っぽい香りがある。
良いと思ったけれど、『7581荷香茶磚97年』と比べると劣る。
【7581荷香茶磚97年 その1.】
7581荷香茶磚97年プーアル茶
やはり生茶をブレンドするという誤魔化しは味の濁りにつながる。


茶想

試飲の記録です。
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