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倚邦古樹青餅2014年・明後 その7.

製造 : 2014年05月15日
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県象明倚邦山小葉種古樹
茶廠 : 曼撒山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶崩し
保存 : ステンレスの茶缶
茶水 : 京都御所周辺の地下水
茶器 : 大きめの蓋碗
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶

お茶の感想:
お茶づくりの条件はいつも整わない。
茶樹は自然栽培に近いほど、古い純血な品種ほど、若葉の成長の足並みは揃わない。深い森の茶摘みの足元は悪く、枝を自由に広げた茶樹の摘み手の効率は悪く、鮮度を保つために急ぐ山道は険しい。
山の製茶場はちっぽけで、雨や風や太陽の影響を受けやすい。毎年のように異常気象で、正常気象のほうが少ない。
道具は鉄の鍋と竈(かまど)と竹で編んだ笊だけの簡単なもので、薪の火で炒り、手で揉み、太陽で乾かす単純な製茶は、薪が湿っていたら火が荒れ、茶葉が育っていたら捻りが浅くなり、空に雲があれば乾燥に時間がかかり意図しない軽発酵がすすむ。
毎日揺れながら、なんとかバランスをとる。
さらに、
お茶を淹れる条件はいつも整わない。
熱いお茶を飲むには暑すぎる夏。冷たい茶器が温まらない冬。雨の日は薫らない。晴れの日は苦い。
沸かした湯の残りが少ない。飲む人の時間が足りない。体調不良で繊細な風味がわからない。思いがけず来客が多くて用意してきた茶器が小さすぎる。湯を注いでみたら今日の茶葉のコンディションが思わしくない。
毎回揺れながら、なんとかバランスをとる。
これが普通。「こんなものだ」と思ったほうが良いのだ。
自然を排除して計算高くつくられたお茶よりも、自然を管理して意のままに抽出されたお茶よりも、ありのままが上等。
なぜなら自然に起こることには「得」があるから。
ありのままを受け入れる勇気と、逆風をなんとか追い風にしようとする叡智があれば、お茶は「得」に恵まれる。
別に誰に対してというのでもないけれど、この美味しさに「ありがとう」と言いたくなるお茶。
『倚邦古樹青餅2014年・明後』(卸売部で出品中)
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶
倚邦古樹青餅2014年・明後プーアル茶
おおきに、ありがとう。
もうひとつこのお茶。
+【漫撒山一扇磨の散茶2013年】
漫撒山一扇磨の散茶2013年プーアル茶
漫撒山一扇磨の散茶2013年プーアル茶
漫撒山一扇磨の散茶2013年プーアル茶
漫撒山一扇磨の散茶2013年プーアル茶
おおきに、ありがとう。

ひとりごと:
もうひとつこのお茶。
『大益熟茶磚2005年』(過去に卸売部で販売)
大益熟茶磚2005年
大益熟茶磚2005年
漫撒山一扇磨の散茶2013年プーアル茶
おやつは自然な味のするパン。
ハローのパン
ハローのパン
おおきに、ありがとう。


茶想

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