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南糯山七子餅茶2007年 その1.

製造 : 2007年04月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県南糯山 古茶樹
茶廠 : 孟海雲昌茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納紙包み+竹皮包み
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 大きめの蓋碗
南糯山七子餅茶2007年プーアル茶
南糯山七子餅茶2007年プーアル茶

お茶の感想:
季節になるとあっちの茶山こっちの茶山を訪ね歩いて農家からプーアール茶の原料となる茶葉を集めることを「収茶」と呼ぶ。西双版納には有名茶山の高級クラスを専門に収茶する商人がいる。顧客は主に大きな都市の茶荘。茶荘は収茶商人から数十キロから数百キロの単位で原料を仕入れ、圧延加工を手配し、オリジナルの包装紙で販売する。・・・ということは、外見や価格は違うが中身の同じ高級茶が少なからず流通していることになる。
収茶商人は各茶山を熟知している。どの山のどの辺りに良質の茶葉が採れるか、いつのタイミングに采茶するべきか、農家の製茶技術はどうか、市場価格と品質との兼ね合いはどうか、その上で農家と直接契約したり、自社の製茶場を構えたりして、各山の事情に合わせた製茶を行う。専門性の高い仕事をするので、数十キロから数百キロという量においては、収茶商人に勝る仕事をするのは難しい。
2003年からこの仕事を続けている収茶商人を知人から紹介され、いくつかの有名茶山のサンプルを順番に飲ませていただくことになった。身元のしっかりしている確かな茶葉だから、安心して手本にできる。
すべてのお茶について試飲を記録してゆきたいが、まず最近気になっている南糯山の「苦底」について、収茶商人の手元にある南糯山のを確かめたいと思った。
南糯山七子餅茶2007年プーアル茶
南糯山七子餅茶2007年プーアル茶
『南糯山七子餅茶2007年』
やっぱり苦い・・・。
柑橘系の爽やかな香りに蜜の甘味が加わり、口に入れた瞬間はなんとも魅力的であるが、後味が苦い。ちょっと濃くすると苦底が重い。バランスよく淡く淹れるのにはコツというか、熟練を要する。
収茶商人はこの数年は南糯山の晒青毛茶を手がけいないが、2007年の春は特別に出来がよく、自己評価は高かったらしい。
南糯山七子餅茶2007年プーアル茶
老班章古樹青糯2003年プーアル茶
孟海県の同系統のお茶「老班章」の2003年と比べてみると、苦味の強さは似ているが軽い。多少濃くなってもそれほど気にならない。
南糯山の古茶樹のお茶では2003年くらいのがまだあるらしいので後日試してみるが、それも同じように苦味が重かったら、当店の2010年・2011年・2013年の南糯山のお茶についても同じ結果が待っているかもしれない。
出品中の3種はしばらくお蔵入りにするか、それとも市場価格の高いうちに現地で転売するか・・・と、つぶやいていたら、
「孟海県の苦いお茶の好きな人にとっては南糯山の古茶樹は比較的安い価格を保っているから、これはこれでポジションがある」
と言われた。

ひとりごと;
いろんなポジションのお茶を幅広く紹介したり、ぴったりのお客様を探したり、販売のチカラの要る仕事は当店には難しいのかもしれない。
どうするかな・・・。


茶想

試飲の記録です。

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