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易武山落水洞の散茶2013春 その5.

製造 : 2013年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山落水洞古茶樹
茶廠 : 農家
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 散茶
保存 : 京都 ステンレス茶缶
茶水 : 京都御所周辺の地下水
茶器 : 小さめの蓋碗
寒椿
雪景色
雪景色

お茶の感想:
「良いお茶をどうやって見分けるのでしょうか?」
お茶を買う前とか、
買って飲んでみたときとか、
そのお茶がいかほど良いのか?
買い物は成功したのかどうか?
というのを、なにを基準に判断したらよいのか、わかりやすい見方があれば教えて欲しい。
つまりそういう質問だと思う。
おそらくこの答えは、
良いのに出会って、たくさん出会って、まずは良いのを知ること。
それしかないと思う。
ということは、残念ながら質問の期待に反して、良いのを知る前からそれを知ることはできないということになる。
同じように、
「紫砂の茶壺を選ぶのに、良いのはどうやって見分けるのでしょうか?」
という質問に対して、ある老師は、
「耳に当てて(貝殻の海の音を聞くように)良い音のが良い茶壺」
と答えたらしいが、良い音とはどういう音なのか?
これもまた良いのを知る前から知ることができない。
このお茶、
+【易武山落水洞の散茶2013年】
ささやくような語り口の美しいお茶。
易武山落水洞の散茶2013春
易武山落水洞の散茶2013春
易武山落水洞の散茶2013春
易武山落水洞の散茶2013春
この一年、そういうお茶との出会いがあったから、今はこの良さがわかる。
2013年の春にこの茶葉に出会った時には、そこを見る眼がなかった。
たまたま、茶葉を圧餅(圧延加工)しているところで蘭香のウットリするような香りに鼻をくすぐられたから、このお茶に注目できたのであって、もしも試飲だけで選ぶとなったら見逃していただろう。なぜなら、淹れたお茶の風味に蘭香は現れないから。
出品時に書いたお茶の紹介のページにも、「蓬(ヨモギ)のような草っぽい香り。」と書いていて、蘭香については触れていない。
蘭香が消えたのではない。内包されて隠れているのだ。
何度かこのお茶を淹れてみて、微かに蘭香が現れたり消えたりするのを体験している。どういう条件でそうなるかはまだ特定できないが、煎を重ねてゆくと、4煎めくらいから次元の違う風味の出てくるのを知っている。
こういう静かな語り口のお茶を今は知っている。
樹齢がより古いとか、原生の品種に近いとか、熟した枝の栽培方法であるとか、森林の環境が良いとか、製茶がていねいだとか、お茶の風味の表れ方から読み取れるようになっている。
この一年の進歩は大きかった。
「良いお茶をどうやって見分けるのでしょうか?」
来年の暮れにはもっとカッコイイ回答ができるようになるぞ。

ひとりごと:
チェコの陶芸作家さんの茶壺。
チェコの陶芸作家さんの茶壺
チェコの陶芸作家さんの茶壺
チェコではいろんな国のお茶を用いたお茶会が盛んらしい。
もちろん、お茶は地元にはないから、世界からいろんなお茶を取り寄せて、チェコの人の感覚で自由にアレンジしているらしい。
そういうふうに楽しむ心から生まれたことを、伝統が忘れてはいけないよな。


茶想

試飲の記録です。

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