プーアール茶.com

易武春風青餅2011年 その7.

製造 : 2011年12月(采茶3月)
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村大漆樹古茶樹
茶廠 : 農家+孟海の茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納―上海密封
茶水 : 京都御所周辺の地下水
茶器 : 小さめの蓋碗

お茶の感想:
袋に小分けしていた正体不明の茶葉。
残り一煎分ある。
どのお茶だったかな?
飲めばわかるだろう、ということで淹れてみた。
易武春風青餅2011年プーアル茶
易武春風青餅2011年プーアル茶
シュワシュワと炭酸水の刺激のように消えの早い辛味。
ある種の漢方のような軽快な薬味。
いっきに上昇して目の覚めるような茶気。
やわらかく包み込む甘い印象。
心臓の鼓動が少し早くなり、荒くなった鼻息を深呼吸で整える。5つ数えたら、舌にかすかなピリピリだけを残して、姿のある香りや味はもうどこかへ消えている。
このお茶にしかない表現。
+【易武春風青餅2011年】
プーアール茶の表現は、
どの山のどんな環境のどんな茶樹をどのタイミングで摘むかで決まる。人の手の企てをできるだけ減らして、自然の美やチカラを借りるのが上等。
薫らせようとか、味わいを出そうとか、人の気を引くための行為は美しくない。自然に対する謙虚な姿勢を忘れている。己に対する理解が足りない。
そういう美学が昔のお茶づくりにはあり、それを評価できる人が居たのだ。
久々にこのお茶を飲む機会があって、やはりそうだと思った。
+【七子紅帯青餅】
プーアール茶インペリアル
プーアール茶インペリアル
プーアール茶インペリアル。
40年近い熟成の歳月を経てもなお溌溂とした春の表現。水質はキレイで、透明で、淡々としていて、飲む人がそれを知ろうが知るまいがお構いなしの振る舞い。だからこそインペリアルなのだと思う。
最近、当店のお茶を他人に淹れてもらう機会が多くて、よく言う言葉がある。
「茶葉のチカラを信じて。」
実は自分も心の中でつぶやく。
茶葉のチカラを信じて淹れたお茶は、飲む人のチカラを信じるお茶でもある。
道教の相対性理論。

ひとりごと:
一扇磨の写真ページをアップした。
+【一扇磨古茶樹 写真】
森の古茶樹
森の中に茶樹が隠れている写真がいくつもあるけれど、どれが茶樹だがわかるだろうか?このような日陰の茶樹は小さくて、幹が細くて樹皮の質感がキメ細かくて白い。そして樹齢が数百年もあるのが多い。
ま、それを知られようが知られまいが、古茶樹はお構いなしなのだけれど。


茶想

試飲の記録です。

・キーワード検索

・カレンダー

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

・表示されている記事

・お茶と年代のカテゴリー

・記録

お茶の歴史
お茶の歴史 (JUGEMレビュー »)
ヴィクター・H・メア,アーリン・ホー

・サイトリンク

・プロフィール

 

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM