プーアール茶.com

南糯蜜蘭青餅2013年 その8.

製造 : 2013年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県南糯山老Y口寨古茶樹
茶廠 : 農家+漫撒工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納―上海
茶水 : 京都御所周辺の地下水
茶器 : 小さめの蓋碗
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶

お茶の感想:
今日はこのお茶。
+【南糯蜜蘭青餅2013年 】
茶葉の粘着力が弱く手で崩せるくらいに圧延がゆるい。
指につまんだ感触がどことなく軽くて弾力がある。
静かに語るお茶『祈享易武青餅2014年』と似ている。
熱にやや弱いのも似ている。
蓋碗や茶壷で淹れるなら、1・2・3煎めくらいまではちょっとぬるめの85度くらいで淹れないと煮えすぎたようなアク味が出る。
製茶の仕上がりに共通しているところがあると思う。たぶんそれは殺青前の萎凋。
萎凋の工程で水分が少なくなった状態で、その後の殺青・揉捻・晒干が行われている。
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
これにより軽発酵の具合が異る。
軽発酵の仕上がりを左右する条件は、茶葉の成分、茶葉の水分、茶葉の揉捻の加減、日照、気温、湿度、風、気圧、茶葉を広げる笊などの素材の特性、などなど多岐にわたり、お茶の味に多様な結果をもたらす。
現在のプーアール茶の原料となる晒青毛茶づくりにおいて、殺青前の萎凋はあまり意識して行わないが、意識して行うと結果的に茶葉の水分量を減らして、後の工程の殺青・揉捻・晒干に影響するのだな。
とくに晒干(天日干し)は水分が少ないと一日で完全に乾燥しやすくて都合が良いけれど、お茶の味にとってどうかは別。
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
『南糯蜜蘭青餅2013年』は、比較的重たい味の南糯山のお茶にしては軽い。苦底(ku di)と呼ぶ後味の苦味も、低温ではほとんど出てこない。4煎めくらいから変化をつけるために沸き立ての湯で淹れると苦底が出てくるが、あくまでやさしい。
煎がすすむにつれての味の変化も『祈享易武青餅2014年』に似ている。
そういえば、上海の老板は萎凋のタイミングを測って夜中に殺青・揉捻することもあると言っていた。
これまでの当店のお茶はどちらかというと殺青・揉捻の後の軽発酵のすすみ方に注目していたから、萎凋の工程での軽発酵をどう見るかじっくり検討したい。
でも、直感的には殺青・揉捻の後の軽発酵がポイントだと思っている。昔のプーアール茶の銘茶はそういう味がするから。
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶

ひとりごと:
当店のお茶会は、
新作発表会ではないし、
勉強会でもないし、
パーティーでもないし、
いわゆる茶席でもないし、
なんだろ・・・。
プーアール茶ドットコムのお茶会
プーアール茶ドットコムのお茶会
プーアール茶ドットコムのお茶会
プーアール茶ドットコムのお茶会
お客様の顔を見て、ちょっと会話して、お茶を選んで飲んでみて、感想を聞きつつ、また別のお茶を飲んでみる。
ゆっくり味わう。
それだけ。


茶想

試飲の記録です。

・キーワード検索

お取り寄せについて

・カレンダー

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>

・表示されている記事

・お茶と年代のカテゴリー

・記録

お茶の歴史
お茶の歴史 (JUGEMレビュー »)
ヴィクター・H・メア,アーリン・ホー

・サイトリンク

・プロフィール

 

mobile

qrcode

powered

みんなのブログポータル JUGEM