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政和寿眉老茶90年代 その1.

製造 : 1990年代
茶葉 : 福建省政和県 春茶
茶廠 : 政和の農家
工程 : 白茶
形状 : 散茶
保存 : ステンレス茶缶密封
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
寿眉老茶2003年と政和寿眉老茶90年代

お茶の感想:
上海からメッセージが入った。
『政和寿眉老茶90年代』が美味しいけれど・・・。
過去の試飲の結果に異議あり!ということ。
昨年10月にこのお茶を試していた。
もしかしたらと思うところあり、手元に残るサンプルを探して、もう一度『寿眉老茶2003年』と飲み比べてみた。
寿眉老茶2003年と政和寿眉老茶90年代
左: 寿眉老茶2003年
右: 政和寿眉老茶90年代
同じ白茶の老茶。
製造年がちょっと違うが、それ以外にも大きな違いがある。
『寿眉老茶2003年』は、福建省福鼎市の秋茶。
『政和寿眉老茶90年代』は、福建省政和県の春茶。
前回の飲み比べ、
+【寿眉2003年白茶 その2.】
こんなことを書いていた。
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この二つを比べると、『政和寿眉老茶1990年代』には「火共」と一文字で書く炙り味(香)が強くあった。
長期保存中に風味が傾いてくると炙ってシャンとさせる。これまでに何度炙られたのかわからないが、炙ると火味が加わる。ほんのりスパイスになることもあるが、このお茶は烏龍茶のような華やかさが生じていた。表現を抑えきれず、白茶らしさを失っていると思う。
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寿眉老茶2003年と政和寿眉老茶90年代
寿眉老茶2003年と政和寿眉老茶90年代
今日飲んでみると、炙りの味は落ち着いて、白茶らしさを戻していた。
味は互角。
しかし、そもそも福鼎市と政和県では、白茶づくりの思想が違うのではないか?
秋茶と春茶という原料の違いや、炙るという製茶工程の違いもまた、思想の違いであって、モノの良し悪しの判断基準にはならないのではないか?
さらに、原料の選定や製茶工程には、それぞれ狙いとする薬効の違いもあったはず。現在お茶づくりをする人々は、歴史の断絶により、その意味はもう忘れているだけだろけれど、受け継がれた技術になにかが残っているかもしれない。
もしも2つを比べることに意味があるとしたら、どっちが美味しいか、どっちがそれらしいかということよりも、背後に隠れた知恵を読み取るべきだったのではないか?
根底が揺らいでくる。
頭がクラクラする。
ま、一歩一歩やってゆく。
寿眉老茶2003年と政和寿眉老茶90年代

ひとりごと:
酒飲んで寝る。


茶想

試飲の記録です。

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