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弯弓単樹A春の散茶2015年 その1.

製造 : 2015年03月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県漫撒山(旧易武山)弯弓
茶廠 : 曼撒山の工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 散茶
保存 : 西双版納 紙包+陶器の茶缶
茶水 : 西双版納のミネラルウォーター
茶器 : 小さめの蓋碗
漫撒山
漫撒山
漫撒山


お茶の感想:
天気予報は晴れが2日続くということなので、漫撒山へ圧餅に行ってきた。
突然の雷雨と刮風(竜巻みたいなもの)が予想外だったものの、今年の春のお茶7種を180gサイズの小さい餅茶に無事に加工できた。
いつもの漫撒山の個人経営の工房で圧餅した。質素な道具と手作業。これが後々の長期熟成に良いと思っている。
それはさておき、
ついでのつもり探した単樹のお茶に思わぬ収穫があった。
単樹のお茶
単樹のお茶
3日かけて20本分くらいを試飲して、そのうち5本分の単樹を仕入れた。
今年の春は空振りが多かったから、春の終わった今になってこの打率は、もしかしたら夢でも見ているのかもしれないと心配になるほど。
単樹はそこそこ大きな古茶樹でないとつくれない。
大きな茶樹ほど新芽・若葉を出すのは遅い傾向にある。森林の陰に潜んでいる野生育ちは余計に遅くて、4月15日の撥水節にやっと今年一番の新芽・若葉を出すのもある。
ところが、今年は春の早い時期から雨が多かった。コンディションが悪い。
単樹を求める茶商やお客は、お茶にそこそこ詳しい人たちで、早い話が今年のお茶にはあまり期待していない。
だから選べたのかもしれない。
もうひとつ理由がある。
自分の求める質のハードルが下がっているに違いない。昨年ならパスしたお茶でも今年なら許せるだろう。
と、そう思っていたけれど、
それはちょっと違うと、今になって考える。
お茶の味は、今年の春の気候を反映している。
それだけのこと。
どの気候がお茶に良いか悪いかなんて言うのは意味が無い。なぜなら、去年も今年も来年も、二度と繰り返されることのないたった一度だけの気候だから。この春に一度だけのお茶の味が姿を現している。
それだけのこと。
選ばなかったお茶は、摘み取りのタイミングと製茶に不具合がある。コンディションの変化に対応できないお茶をつくる人の側の問題であり、茶樹に問題があるのではない。およそ4本のうちの3本に不具合があるのだから、改善の余地があるだろう。
さて、単樹の中には弯弓のが2本分ある。
そのうちの1本「水路」と名の付いたお茶を試飲する。
とりあえず「単樹A」とする。
弯弓のお茶
弯弓のお茶
すばらしい水質。弯弓のお茶の味。
弯弓から薄荷唐へゆく道なりの森林のお茶。国有林のお茶である。
国有林にもかかわらず、瑶族の農家が自分の農地のように茶を採取する。近年の価格高騰に浮かれた農家が、さらなる金儲けのために森林を伐採してしまって、それが気に入らない。
この記事で書いたとおり。
+【弯弓について考える 】
たくさんつくるほど儲かる仕組みにハマった農家のお茶はもう買わない。
単樹の一本一本の茶樹の個性に価値をつける。森林のお茶の味を評価する。このことを農家に理解してもらう。
単樹のお茶
どんな気候になっても、ありのままのお茶の味を評価してゆこうと思う。

ひとりごと:
山笑う。
お茶笑う。


茶想

試飲の記録です。

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