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中茶牌65周年青磚03年 その9.

製造 : 2003年
茶葉 : 雲南大葉種晒青茶
茶廠 : 中国土産畜産雲南茶叶進出口公司
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 磚茶
保存 : 上海密封
茶水 : ミネラルウォーター農夫山泉
茶器 : 小さめの蓋碗
中茶牌65周年青磚03年

お茶の感想:
ひと昔前の人になった自分にはSNSがどのように活用されているのかわからないけれど、上海の小売店やお客様同士はSNSでつながっていて、「ふじもとが怒っているぞ!」というニュースが一瞬でいろんな人に届く。
たしかに怒っていた。上海の小売店と意見が衝突したのだった。
2日後に小売店に顔を出したら、若い店主やお客の教育係みたいな役を買って出るちょっと年配のお客様(今回は楊姐)がいて、いかにも自然な会話の流れで、「他人が口を滑らせた時に、まともに受けないで冗談として流したら、間違いに気付くチャンスを与えられる」みたいなことを教えられた。
そのとおりだ。
楊姐は心配して、事情を知っていそうな何人かに聞き取り調査をして、平和的解決の道を示してくれたのだろう。たしかに誰が悪いという結果にはならないで済んだ。
白黒はっきりさせて固定せさる必要のない問題もある。あらゆるモノゴトは時間とともに流動していて、自分の立ち位置さえも昨日と今日とでは微妙にズレてきている。
道を探る。
雲南でもよく怒っている。
怒りのあるところに問題の核心が潜んでいる。素晴らしい解決策が創造的な仕事につながることもある。だから、「怒る」・「よく考えてみる」・「行動する」、このパターンは外したくない。なので周囲の人達のフォローはありがたい。
自分はSNSを使わないけれど、周囲の人はこれを活用して、ふじもとの怒りを伝えて、ついでにその顛末についても伝えて欲しい。学びの過程。
この中国的というかお茶的なプロセスが好きなのだな。
たぶんそこがこの仕事を続けられるひとつの理由だ。
お茶づくりに関わるようになってからというもの、思い通りにならないことが増えた。山の人も、茶葉も、ぜんぜん言うこと聞かないし、それを言うなら天気がいちばん悪い。いつも天気が悪いと言い訳している。
でも、雨の日が続いたら必ず晴れの日が来る。目の前で起こっているすべてのことは過程にすぎない。その一瞬だけを切り取ってなにかの結論を出すなんてバカな考えだ。
茶葉の観察を続けるのと同じように人の観察も続ける。
今日は2003年のこのお茶。
『中茶牌65周年青磚03年』(卸売部に出品中)
中茶牌65周年青磚03年
中茶牌65周年青磚03年
中茶牌65周年青磚03年
上海で意見が分かれる。
意見が別れるほどお茶的で面白いのだ。
ふじもとは独裁者でいつも自分が決めたようにならないと気に入らない。「うちにはお茶があるけれど、そっちに交換したい魅力的なものは何もない」とイギリスの女王様にモノを言う乾隆帝のような態度に見えている。
今回は上海での価格設定を小売店やお客様に任せてみようと思う。もしもそれが自分の評価よりも低かったら、卸売部の価格を値下げする。

ひとりごと:
なんだか最近文章がラップしている。


茶想

試飲の記録です。

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