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7582大葉青餅70年代 その1.

7582大葉青餅70年代プーアル茶
7582大葉青餅70年代プーアル茶
製造 : 1976年4月(推定)
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山麻黒村古茶樹
茶廠 : 西双版納孟海茶廠(国営時代)
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 香港ー広州ー上海 紙包み密封
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水
蓋碗できっちり淹れる。

お茶の感想:
ここでいちど易武山の老茶を飲んでおきたいということで1976年頃のこのお茶。
【7582大葉青餅70年代プーアル茶】
2012年5月に完売していて、余りものの崩しを資料にとってある。
およそ37年モノということになるが、さすがにここまでくると茶葉にスイカの甘い香りはない。木の皮のような感じ。檜の香りが少し。
大葉青餅の「大葉」は、漫撒茶山(旧易武山)の「熟した枝」栽培のものでほぼ間違いない。
【漫撒古樹青餅2013年プーアル茶 栽培】(参考ページ)
ついでに、鑑定本に書かれていた色の薄いような枯れた色の葉は「陳年茶葉」ではなく、混生品種の色違いが混じったと思われる。
7582大葉青餅70年代プーアル茶
7582大葉青餅70年代プーアル茶
美味いっ・・・。
としか言えない。つづく。

ひとりごと:
洗うときにカチン!とやった。
7582大葉青餅70年代プーアル茶
傷のあるまま使うのもよし。

83鉄餅 その1.

83鉄餅プーアル茶
83鉄餅プーアル茶
製造 : 1986年頃
茶葉 : 雲南省臨滄茶区大葉種喬木晒青茶
茶廠 : 下関茶廠(国営時代)
工程 : 生茶のプーアル茶
保存 : 台湾ー上海 セロファン包みのまま
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想:
このお茶には、易武山とは違った熟成風味のイメージを期待している。
【83鉄餅プーアル茶】
2010年から当店はオリジナルのお茶を出品しているが、易武山(漫撒山を含む)以外の生茶、「巴達山」や「南糯山」について、あるいはまだ着手していない茶山をふくめて、長期熟成したときの風味にコレといったイメージができていない。
易武山の生茶は過去の名作があり、その現物が手元にあるので、「こういう風味にもってゆきたい」、「この魅力を再現したい」というように具体的なイメージがある。理想と言い替えることもできる。
理想に近づくための手段や技術はまだわからないことが多いけれど、でも、理想があれば歩める。茶山へ行くたびにあれを試そうこれを試そうとアイデアが沸いてくるし、熟成中のお茶を試飲するたびに風味のどこかに光る原石を探しだして保存方法を調整できる。
理想がないのは辛い。近視眼的に良し悪しを見るようになって、場当たり的にああでもこうでもないと繰り返す無限ループに陥る。
国営時代からの老舗三大メーカーのひとつ「下関茶廠」は、雲南省大理にあり、近場の臨滄茶区や孟庫茶区の茶葉をつかって「緊茶」(心臓型の)、「沱茶」(お碗型)、「磚茶」(レンガ型)を多くつくってきた。どちらかというとこれらは生活のお茶で高級品ではない。「餅茶」(円盤型)は一部あって、例えば初期の1950年代の『早期藍印鉄餅50年代』は高級茶だが、これには易武山の茶葉が使われていた。
【早期藍印鉄餅50年代】
下関茶廠が餅茶にも臨滄茶区や孟庫茶区の茶葉を使いだしたのは1970年代後半からだろうか。
当店が入手している範囲で易武山以外の茶葉を使った生茶の老茶は、このお茶『83鉄餅』と、1970年代の『水藍印七子餅茶70年代』のふたつ。少ない手本からなにかを見つけるしかない。
83鉄餅プーアル茶
ひとことで言うと「甘い煙」。
煙燻香にちょっとした魅力を感じた。そういえばお客様からいただいた感想に「ウイスキーのように楽しめる」と書いてあったが、まさに焼入れしたオーク材の樽から抽出される琥珀色の雰囲気がある。下手な製茶で生じる田舎の野焼っぽい煙味とはちがう。ウイスキーの樽材も長期熟成によって伽羅や白檀や沈香を醸すと聞いたことがあるが、お茶の煙燻香も変化するのだろうか。香りを除いて、お茶の味は30年の熟成で番茶のように落ち着いたものになって、とくべつ目立ったところは無いが、それがかえって香りを引き立てている。
この煙燻香は、茶葉のもともと持っている「煙草味」や、製茶の時の「焦げ味」や、囲炉裏の煙りの「煙味」が、ひとつではなく複合的に混ざったものだと思うが、熟して「甘い煙」になるベースを意図してつくれるのかどうか、可能性を探る手はある。

ひとりごと:
世界の夢の本屋さん
夜のカフェで見つけた『世界の夢の本屋さん』という本。
西洋の個性的な本屋さんが写真と文で紹介されていた。
当店はお茶の味の理想だけじゃなくて、店としての理想をもったほうがよいな。

紫大益7542青餅00年 その1.

紫大益7542青餅00年プーアル茶製造 : 2000年
茶葉 : 雲南省西双版納州大葉種晒青茶
茶廠 : 西双版納孟海茶廠(国営時代)
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 上海 紙包み密封
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水
蓋碗できっちり淹れる。

お茶の感想:
孟海茶廠の大益ブランド初期のお茶。
前回はニセモノを試飲したので、
今回はホンモノをおさえておこうということでこのお茶。
【紫大益7542青餅00年プーアル茶】
見るべきポイントは、このお茶が西双版納孟海県の茶葉か、西双版納孟臘県の茶葉か。紹介文章を見てもはっきりしないので、そこをはっきりしたい。この数日いろんな茶山の生茶を連続して試飲しているので、そのあたりがわかりやすくなっているかもしれない。
一枚モノは2011年4月に完売して、残した崩しを袋に密封しているが、開封したときに易武山特有のスイカの甘い香りはしなかった。
紫大益7542青餅00年プーアル茶
湯を注ぐとツンとくる樟香。
樟香とはタンスの防虫剤につかわれる樟脳の香りに似たもの。
これが今朝飲んだ老班章と共通点していて、やはり孟海県のお茶なのかなと思う。
紫大益7542青餅00年プーアル茶
味のバランスはとてもよくて、番茶のような落ち着いた佇まいがある。
2000年のお茶だから13年モノということになり、色を見てもそれなりに熟成して、味もまろやかになったり甘くなったり、漢方な薬味が効いてきたりしているけれど、易武山のお茶のような艶かしさは感じない。これが孟海県のお茶の限界か・・・。明日、『83鉄餅』を久しぶりに飲んでみようと思う。

ひとりごと:
圓光寺
圓光寺
お寺さんいいね。

漫撒古樹青餅2013年・緑印 その1.

漫撒古樹青餅2013年・緑印プーアル茶
漫撒古樹青餅2013年・緑印プーアル茶
製造 : 2013年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟臘県易武山瑶洞古茶樹春茶
茶廠 : 農家+漫撒工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納紙包み+竹皮包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水
蓋碗できっちり。

お茶の感想:
当店オリジナルのお茶。
【漫撒古樹青餅2013年プーアル茶 その5】
1ヶ月ぶりくらいの試飲となる。
できたてのお茶は落ち着かないことがあって、ほんとうは1ヶ月後から半年後の評価が好ましい。
崩した茶葉には易武山らしい西瓜の甘い香りがある。
煎じると蓬(よもぎ)の香りになる。
漫撒古樹青餅2013年・緑印プーアル茶
辛口。
易武山のお茶にしてはキリッとした苦味と酸味。
舌に残る「粉っ」としたミネラル感。
そのミネラルな苦味は濃くするとピリピリくる。
このお茶「緑印」は、「黄印」や「青印」に比べるとゆらっと揺れる感じはしない。火入れの具合か?それとも品種の地域特性か?理解するのにはもうちょっと時間がかかりそうだ。
易武山の「瑶洞」というどちらかというとマイナーな地域の古茶樹でつくられているが、3年ほど前にこの農家の家で同じ瑶洞のお茶を飲んだことがあった。散茶のまま何年か保存されて赤黒く変色した茶葉で、甘い苦い濃い味にはっとさせられた記憶がある。

ひとりごと:
ベルギービールな夜だった。
ベルギービールな夜
日本の地ビールをつくるブリュワーの人とたまたま話ができた。
「正しいとか良いとかいうのを求めたら、なにが正しいのか良いのかわからなくなってきますよ。僕らの求めているものはたぶんそれじゃないんです。」と、「道」の話をしていた。
ベルギービール
酔いすぎた。
帰ろうとしたら足元フラフラで危ないからまた戻って、そこからが長かった。道教の相対的なモノの見方について滔々と話したような気がするけれど、酔っ払いが酔っ払いにそんなこと言っても・・・。

老班章古樹純料茶10年 その1.

老班章古樹純料茶10年プーアル茶老班章古樹純料茶10年プーアル茶
製造 : 2010年 5月
茶葉 : 雲南省西双版納孟海県老班章古茶樹 布朗族郷老班章茶農協会認定
茶廠 : 孟海鴻福茶廠
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納ー上海 紙包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想。
老班章のお茶。
2010年モノで、「卸売部」に出品していた。
老班章は村の名前。西双版納の布朗山ではもっとも海抜の高い1800メートル付近の森に農地があり、とりわけ茶樹が大きく育っている。歴史が古いということでもある。
広東の茶商と村とが共同で独占的な権利をもつ体制をつくり、それがうまく機能して2008年頃から価格が急騰した。2013年の春は1キロの晒青毛茶が3300元(だったと思う)になった。
例えば洋酒には、酒好きが自分で飲む用のと贈答用のと、二つの種類があると思うが、老班章の価格はあきらかに贈答用。高くて話題になったほうがよいから、春のお茶はどんどん競り上がる。
高価になると必ずニセモノが出てくる。
周辺の茶山の茶葉を夜中に老班章へ持ちこんで農家が売るという産地偽装が行われ、2010年くらいに問題となって、現在は村へ入るゲートがつくられ監視されている。しかし、はじめからニセモノをつくりたい業者もあるから、産地偽装や季節はずれの茶葉の流通を防ぐことはできない。
老班章のお茶には個性的な風味がある。
そのため試飲鑑定が比較的容易。布朗山のいくつかの茶山、孟宋山、南糯山、帕沙山、など周辺の茶山の古茶樹の風味を覚えておくと、産地偽装を高い確率で見抜くことができる。このことが、老班章の価格を高騰させた要因になったと思う。なぜなら、周辺の山からもってくる産地偽装は、雲南省のあらゆる有名茶山で昔から一般的にあるからだ。
茶摘みの季節が同じで、古茶樹の樹齢も同じなら、風味は接近していて見抜けないことが多い。少しの価格差があれば農家同士が取引をして夜の山道をバイクが走る。こうして有名茶山の産量はいくらでも増えるから、価格の高騰にブレーキがかかる。また、村ごとの収入格差をうめることにもなるから、地域社会としては産地偽装はあったほうが健全なのだ。個性的な風味ゆえに産地偽装がしにくくなった老班章は、価格の高騰にブレーキがかかりにくい。もちろん南糯山のお茶を老班章として売っているケースはいくらでもあるが、そんなことはいつかバレる。
老班章プーアル茶
さて、このお茶はホンモノ。「古樹純料茶」の名に偽りなし。
独特の煙草味に爽やかな樟香の混じったなんとも言えない印象は、樽で醸されるウイスキーの香りに似ている。舌にぬたっとからみつく苦味。「苦っ」と思ったら一瞬でそれが甘味にかわるトリックのような面白さ。
贈答用の需要がない日本の市場には受け入れにくいせいか、長い間格安で放置されていた。先日崩したものを上海の小売店に分けたら、試飲したお客様からすぐに声がかかって3倍の価値がついた。

ひとりごと:
詩仙堂
座敷の奥の暗いところに座って明るいほうを望むべし。

南糯蜜蘭青餅2013年 その1.

南糯蜜蘭青餅2013年
製造 : 2013年4月
茶葉 : 雲南省西双版納州孟海県南糯山老Y口寨古茶樹
茶廠 : 農家+漫撒工房
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 西双版納紙包み+竹皮包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水
蓋碗できっちり。

お茶の感想:
当店オリジナルの2013年の生茶プーアル茶。
試飲のために1枚おろした。
【南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶】
包みを空けると微かにすももっぽい香り。飲むとライムのような柑橘系の香りと、その皮の苦味。後味に穀物系の米っぽさもある。吐く息にちょっとだけすももっぽさが漂う。そこに漢方系のスパイスがちょっと混じる。
1か月前の出来たてのときよりは少しは熟しただろうか。かえってお茶っぽくなったと思う。
南糯蜜蘭青餅2013年プーアル茶
これまでの南糯山のお茶とはまったく異なる印象。軽発酵を強くした仕上がりで、青茶(烏龍茶)の性質がある。湯を注いでから色の出る時間がやや長くかかる。茶湯の色は薄くても十分存在感があるので、他の生茶のプーアール茶よりも意識して透明に近い色であっさりめに淹れるとよいだろう。淡いというのと薄いというのは違う。
圧延は易武山の工房で行い、石型で圧して、涼干・晒干(陰干し・天日干し)で仕上げた。乾燥しきるまでつきっきりでデリケートに扱ったので、圧延前の晒青毛茶と圧延後の餅茶の風味に大差はないだろう。ピタッと決まった。
このお茶、つくり手としての満足度はこれ以上にないほど高い。完成してしまった。もうやることはなくなった。なので需要がなければ来年はつくらないだろう。
あとは長期熟成の変化に期待か。
青茶らしい華やかさをキープしたまま、とろんとした舌触りの甘いお茶になってくれたらよいと思う。

ひとりごと:
南禅寺
もみじの緑。

忙肺大樹青餅13年 その1.

忙肺大樹青餅13年
製造 : 2013年 4月
茶葉 : 雲南省臨滄市忙肺茶区喬木茶
茶廠 : 弘徳茶業收茶 金宇茶葉有限公司加工
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 昆明ー上海 竹皮包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想。
ひきつづき「卸売部」で紹介している2013年の新しいお茶。
このお茶も美味しい。そして安い。
さすがに安すぎると思ったので、『帕沙大樹青餅13年』『孟庫大樹青餅13年』とともに値上げした。ときに価格は内容を語ることもあるから。
忙肺大樹青餅13年プーアル茶
忙肺大樹青餅13年プーアル茶
緑茶タイプの生茶ではなく、これはもう緑茶。
日本の煎茶をおもわせる芳ばしい緑の薫り。
くち全体と喉をとおるところまでしっかり何らかの味を感じさせるボリュームがあるのに、雲南のお茶はキレがよくて爽やか。
このお茶はすこし濃く淹れると舌に「粉っ」とくるほどのミネラル感があって、飲み終わってもしばらくは余韻がつづく。
製茶はキレイに仕上がっていて、焦げ味や煙味がほとんどない。
現在はプーアール茶の生茶がよく売れているから、圧延して生茶の形になっているけれど、このお茶は緑茶のオリジナル銘柄としても全国区で名が知れる実力があると思う。圧延するとどうしても長期保存のイメージがあるから、そこに誤解が生じそうな気がする。

ひとりごと:
南禅寺
苔と松。

孟庫大樹青餅13年 その1.

孟庫大樹青餅13年プーアル茶
孟庫大樹青餅13年プーアル茶
製造 : 2013年 4月
茶葉 : 雲南省臨滄市孟庫茶区古茶樹
茶廠 : 弘徳茶業收茶 金宇茶葉有限公司加工
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 昆明ー上海 竹皮包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想。
ひきつづき「卸売部」で紹介している2013年の新しいお茶。
緑茶としてこのお茶すばらしい。
生茶としては別の評価があるが、5年ほどかけないとそれについてはわからない。
しかも安い。価格設定が間違っている?と疑った。
さきほどの帕沙山のに比べたら若干軽発酵をすすめた仕上がりになっている。どちらかというと昔ながらの風味。
くちにした瞬間の立ち上がりは遅いが、じわじわじわじわあとからあとから波のように押しよせる。
孟庫大樹青餅13年プーアル茶
ストレートで変化もなく複雑味もない。マスカット+山椒の香りが後味にあるが、あくまでもひかえめで特別な印象いを与えない。
葉底(煎じた後の茶葉)がとてもキレイ。機械炒りだろうか。こんなに美味しくて安いのだからとくに意見はない。

ひとりごと:
水路閣水路閣
水が頭の上を通るというのがたまらない。

帕沙大樹青餅13年 その1.

帕沙大樹青餅13年プーアル茶
帕沙大樹青餅13年プーアル茶
製造 : 2013年 4月
茶葉 : 雲南省西双版納各朗和帕沙山古茶樹
茶廠 : 弘徳茶業收茶 金宇茶葉有限公司加工
工程 : 生茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 昆明ー上海 竹皮包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想。
「卸売部」で紹介している2013年の新しいお茶。
帕沙の古茶樹はこの2年か3年でいっきに高騰して、西双版納孟海県では老班章や老曼娥につづく銘茶となったが、茶山の規模が小さいのでマイナーな位置にある。
【帕沙山古茶樹 写真】
3年ほど前まではひどい煙味のお茶だった。
製茶技術が良くなって、本当の姿が現れたら美人だった。
この素材に気付いた広東の茶商が製茶場をつくらせたり、殺青の技術指導をしたり、ずいぶん手を掛けた跡がある。こんな仕事、2年や3年ですぐになんとかなるものじゃないので、もっと以前から粘り強く取り組んだのだろう。頭が下がる。
帕沙大樹青餅13年プーアル茶
緑茶風味。
かすかにマスカットの香り。
ストレートな速球で変化はない。
同じ緑茶風味で先日良いと評価した『臨滄昔帰黄片青磚13年』にちょっと似ているが、新芽・若葉のふんだんなこのお茶は茶気にあふれる。飲んでしばらくしたら汗がふきでる。はっきりした陰影のない味だが存在は濃い。調子良く飲み過ぎると「うっ」とくるほど茶酔いする。
ただ、近年発掘されたこの手の緑茶風味は、長期熟成で色香が薫るように変身することはないと見ている。

ひとりごと:
南禅寺
絶景かな・・・。

版納古樹熟餅2010年 その3.

版納古樹熟餅2010年プーアル茶
製造 : 2010年7月
茶葉 : 雲南省西双版納州巴達山曼邁寨+章朗寨古茶樹2009年秋茶
茶廠 : 農家+孟海県老茶廠
工程 : 熟茶のプーアル茶
形状 : 餅茶
保存 : 上海ー日本 紙包み
茶水 : 日本京都御所周辺の地下水 
蓋碗できっちり。

お茶の感想:
1995年の『厚紙黄印七子餅茶』の後に、
つくりの似ている2010年のこれを飲んだらどうだろう?
【版納古樹熟餅2010年プーアル熟茶】
小学生の甥っ子も飲むと言うので、マグカップに分けた。
版納古樹熟餅2010年プーアル茶
こう比べたらやっぱり辛い。
溌剌としたお茶の気にあふれている。
しっかり発酵していて他と比べたらかなりまろやかなほうだけれど、長期熟成のまろやかさとは明らかに違う。
ちょっと冷めかけた時に薔薇の香りがした。1995年のお茶に比べてずいぶん煙味が少ないから、微妙な香りがわかりやすいのだと思う。
このお茶は鉄鍋の手炒りだが、製茶を専業とする農家に鮮葉をあつめて技術のくるいのないようにキレイにつくった。キレイにつくることは、つくり手として心掛けるべきことだけれど、だから良いとか、魅力があるとか、そういうことではない。1995年の煙味の醸す味わいは独特の魅力があった。キレイなつくり方でそれをどう再現するのか?このあたりに現代の熟茶づくりの課題がある。

ひとこと:
水路閣
水路閣


茶想

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